頬杖ぶろぐ

■マダムヤンたちとゆく、秋の勝沼ワイナリー。

9月の下旬からなにやらいろいろと忙しくなってきていて、更新がまったくもって追いついてません。
でも、生きてます！元気です！！！

さて。
そんなバタバタとしはじめた9月の終わりに、チーズラボのさのかな先生に連れられて、私より先輩の素敵なマダムヤン２人と一緒に、勝沼のワイナリー見学に行って参りました。

最初から最後まで完璧な「さのかなアレンジ」で、充実した一日を過ごせました。
自由奔放に行動するマダムヤンたち（←私含む）のお尻をたたきながら、引率してくれたさのかな先生は、かーなーり大変だったと推察致します。
どうもありがと～う。

それにしても、日本のワインってここ数年で劇的に美味しくなったと思いませんか？

１０年以上前に、勝沼の大手ワイナリーに行ったことがありますが、観光の粋を脱してなかった気がします。
ワイン自体、特段美味しいという訳でもなく（、、、ごめんなさい！）、とりあえず山梨に来たので見ておこうといった感が否めませんでした。

でも、今回勝沼に行って、そういったイメージは完全に払拭されました！
老舗の小さなワイナリーで大切に作られるワインの種類の多さとクオリティにびっくり。
古民家をリノベーションした洒落たカフェでは、美味しいワインとお料理に時間を忘れ、心から寛ぎました。
（のんびり寛ぎすぎて、ここでもさのかな先生にお尻を叩かれるマダムヤンたち、、、）

秋の空の下。
たわわに実る果実はとても力強く、美しく。
それを見るだけで普段の生活では忘れている何かを思い出させてくれるような気がします。

勝沼ワイナリーツアー。
機会があればまた行きたいな。

日帰りで十分楽しめますよ。
秋のプチ旅行にオススメです。

▼「山梨ワイン醸造」　大正2年からワイン造りをしている老舗。建物の佇まいにも歴史が感じられます。ワインの種類も多く、しょっぱなから試飲しまくり。んー、楽しい！甘口ワインってちょっと敬遠していたけれど、こちらの甘口ワインは葡萄の自然な香りが生きていて、なかなか美味♪　母が好きなワインの味なので実家にも送りました。私個人の好みとしては辛口の樽醗酵（白）が一押しです。

▼「原茂ワイン」さんの敷地内にあるカフェ「カーサデノーマ」にてランチ。古民家を改装した広々とした空間はかなり気持ちがいいです。お料理も美味しく、ワインも飲みやすい。

▼勝沼醸造株式会社
葡萄畑を眺めながら試飲が出来ます。このロケーションはサイコーです。
こちらのワイン、味もいいですが、ラベルがとってもモダンで素敵です！

▼帰りの電車ではワンカップワインなマダムヤンたち。そもそも電車が似合いません。グリーン車以外乗ったことがないとか、なんとか、、、。

■戻りました！

ご無沙汰です！

夏の旅行で鹿児島＆奄美大島に行っておりました。
今年は行き先に悩んだ挙句、我が家の篤姫ブームをテーマに鹿児島に決定！
我ながらちょっと笑える理由ですが、こういう機会を逃したら鹿児島に行くことなんてそうそうないだろうなあ、と思って。

鹿児島では歴史にふれつつ、黒豚食べまくり、焼酎呑みまくり。
あ、名物の「白熊」も食べてきましたよー。
桜島の神聖な露天風呂や指宿の砂風呂も堪能しました。
いやー、気持ちいい！

鹿児島に行ったら絶対に奄美に行きたいと思っていたので旅行会社で無理くりプランの相談。
なにせ出発まで３週間をきっていたので飛行機が思うように取れず、苦戦すること２時間！
私の方が根をあげそうになったところ、旅行会社の根気強いおねーさんがいろいろ検討してくれて、無事に奄美にも行くことが出来ました！

奄美では、ずっと楽しみにしていた鶏飯を堪能！美味しかったー。
美しい海を愛でつつ癒され。
奄美の伝統技術の泥染めも体験しました。
そして、、、
伝統技術の宝庫、大島紬もゲットしてきました！わおー！

ということで、詳細はまた別途。

どちらも観光地化されていない感じが良かったです。

■夏の夕暮れ

打ち合わせに向う途中。
あまりにもキレイな夕暮れに立ち止まり、しばし見蕩れる。

気付くと、三箇所程蚊にさされていました。

更に気付くと、同じようなタイミングで三人の友人から「夕焼けがきれいだ～」というメールが入っていました。

なんとなく、しみじみと幸せな気分になりました。

■チーズとワインのセミナーへ行く。

昨日は赤坂のテーブルスタジオ・タキトーにてチーズとワインのセミナー。
チーズ＠ラボ主宰のさのかなちゃんが、オリジナルの「さのかなチーズボード」を作ったそうで、その記念のセミナー＆パーティーでした。
（上記写真では、せっかくのボードのさのかな印がチーズで隠れてしまってます。ごめんねー）

ワインのセレクトはワインエキスパートのたかねえさん、ケータリングはＴＡＢＬＥＳＫＡＰＥ。主役のチーズボードの製作を手がけたのは友成プラスチック工芸。

お馴染みのメンバーによるコラボです。

それにしても、さのかなちゃんの行動力には感服だわ。

いつものほっとするメンバー　＋　新たな出会いもあって、とても楽しい会でした。

▼ＴＡＢＬＥＳＫＡＰＥのケータリング

▼チーズとワインの解説中。

▼んんー、まだかな、まだかな～。はやく飲みたいな～。

▼二次会は乃木坂の魚真。活気のあるいいお店！魚、旨し。ちなみに奥のテーブルは全く知らないひとたちですな。一緒に盛り上がる私たち。

■電気を消して、スローな夜を。

キャンドルナイトのキャッチコピー。
今年はなんとなく気になって、昨日もキャンドルナイト。

まあ、ウチの場合は普段から照明暗いし、キャンドルはよく灯しているんですけどね。
（暗いのがキライな友人はウチに来ると「穴蔵かっ！」といいながら電気を付けてまわります。笑）

ＬＯＨＡＳとかエコとかスローなんとか、とか。
どうも苦手だし、そもそも、自分自身が全くエコな人間ではない。

ジャンクフードも好きなので、有機だマクロビオティックだというのも無理。
玄米や古代米は美味しいと思うので食べているだけ。

でも、最近自分の興味のある事を突き詰めていくと、どうしてもそっちの分野に辿りついちゃうんですよね。
世の中の流れがそういう風になってきているというのも大きいとは思うんだけど、
結局自分の求めている答えが「自然というものへの回帰」に尽きるのかなという気もしています。

昨日も、スクーリングパッドのレストラン学部の聴講に行き、永島敏行さんから農業についての話をお聴きしたのですが、これが自分のタイミング的にもとても興味深い話で。

お台場に砂浜が出来たことで多摩川に天然の鮎が戻ったという話を聴いているときなど、何故か泣きそうになりました。
感動というのとは違うんだけど。
あの感情がなんだったのかは今はよく分からない。

今は亡きおばあちゃんの家が今も農業をやっていて、いいときも悪いときも子供ながらにずっと見てきたので、日本の農業の話は正直ツライです。
永島さんが云っていた
「農業は、アメリカではビジネス、ヨーロッパでは文化としての地位を築いている。でも、日本の農業だけが縄文時代から変わっていない」
という言葉が印象的でした。

最近は本当にいろいろなアプローチで農業に興味を持っているひとが出てきていて、面白い活動もどんどん起きているのは感じます。

それでもやっぱり実際の現場は過酷だし様々な問題を抱えている。

そんなことを考えながら帰宅すると、まんぐーの母から野菜と古代米が届いていました。

なんとなくいろんなことがリンクしているかのようです。

大切に食べよう。

■デカメロン

職場に行くといろんなモノを頂きます。
今日はおっきなアムスメロン！
大好物です。
ぷひちゃん、いつもありがと～。
（って、どんな職場なんだ！？笑）

■手紙を書く。

最近、手紙を書いている。

幼馴染がちょっと深刻な病気になり療養生活を送っている。
欲しいものや、して欲しい事を聞いても「大丈夫！」「特にない～」という答え。
元々、お互いがサバサバとした性格なので、昔から女の子同士というよりは男同士の付き合い方に近かった。

だけど、以前のサバサバした感じというだけではなく、病気のせいで、投げやりになっている感じもした。

時間をもてあましているでだろう、遠く離れた大事な幼馴染（しかも、あまのじゃくな！）に何をしてあげられるかなと思い、私が読んで面白かった本を予告もなしに大量に送りつけたところ、びっくりする程喜んでくれた。（勿論、素直には喜びを表現していなかったけど）

そういえば、彼女は手紙が好きで、よく手紙やハガキを送ってきてくれたなあ、ということを思い出した。
そこには読んで面白かった本や、映画の事なんかも書かれていた。

学生時代、一人暮らしをはじめたばかりの私の部屋のポストに、彼女からの手紙を見つけるととっても嬉しかったことを思い出した。

頻繁に送られてくる手紙の内容は深刻なものではなく、いつもどーでもいい、でもなんだかちょっと洒落たことが書いてある手紙だった。（自分の部屋の前の窓枠に蓑虫が巣を作ったことなんかがイラスト入りで書かれていた）

旅行に行くと、その土地で拾った葉っぱや、彼女が暇に任せて作った意味の分からないコラージュが入っていたりして、いつも創意工夫溢れるあったかい手紙だった。
そしていつも最後には「今度、いつ帰ってくるん？」と書いてあった。

今度は私が手紙を書いて彼女を楽しませる番かな、とふと思った。

久しぶりに書く肉筆の手紙。
年賀状やお礼状以外では10年ぶりくらいの手紙。

漢字が思い浮かばない！
字が救いようのないほど汚い！
ああ、構成がめちゃめちゃだー！

パソコンで文章を書くほどには、スムーズに文章を作ることが出来ない。
時間もかかる。

でも、なんだか楽しい。

手紙を出した数日後、彼女から返事が来た。

よく見慣れた、懐かしい肉筆。
携帯のメールでのやりとりでは出てこなかった、病気への思いや、家族への感謝の気持ちが２割。
そして、いつものどーでもいい話が８割。

ちょっとジーンとして、笑って、泣けた。

私もまた返事を書く。
どーでもいい、日常の話。

お気に入りの便箋と封筒を選ぶ。
ちょっと変わった切手を貼る。
「はやく元気になれよー」と心で願いながら通勤途中のポストに入れる。

今の私に出来ることはそれくらい。

この時代にはちょっとたどたどしいコミュニケーション。

でも、手紙はいい。

（ちなみに彼女はパソコンは全くやらないので、このブログの存在も知らない）

■レポート！屋台からっ風２００８

５月１４日。
神田明神にて今年も薪能が開催されました。
天候に泣かされましたが、屋台からっ風も無事完売。
どうもありがとうございました！

まずは今年の屋台からっ風のメニウのご紹介。
昨年のテイストを残しつつも、ちょっとアレンジされております。

▼からっ風三色いなり。五目いなり、黒米いなり、山椒いなり、付け合せに蕗。パッケージには和柄のナプキンを使いました。かわいいでしょ？

▼まんぐー産田舎風みそおでん。こんにゃくも味噌も全部手作り！（スペシャルサンクス。うちの母）

▼どらやき二種＋辻利のほうじ茶。すっかりお馴染、GO-GO手作り特製どらやき！旨いです！そば粉のどらやきときび砂糖のどらやきの二種。

▼いも子の蜜いも＋辻利のほうじ茶。軽トラの荷台で石焼しています。蜜いもは冷めても美味しいけど、焼きたても勿論美味しい♪
あのマインドマップの開発者トニー・ブザン氏が薪能を観に来られていて、いも子の蜜いもをかなり気に入ったご様子。帰り際に大人買い袋までご購入されていきました。ヨーロッパの方では、こんなに甘いお芋はないのできっとびっくりされたことでしょう。

今回の薪能は、とにかく数日前からの雨に悩まされました。
天候が悪いことも影響し、例年よりチケットも出ず、それに合わせて屋台の仕込みの数も調整したり。
当日も午前中は雨だったのでどうなることかと思いましたが午後には雨もあがり無事開催。
しかし、かなり寒かった。皆、体調ボロボロでよく頑張りました！お疲れ様でしたー。

江戸時代、「江戸総鎮守」として将軍様から江戸庶民にいたるまで江戸のすべてを守護されていたという神田明神。銭形平次でも有名ですね。この薪能（明神能）は江戸時代に神事能として行われていたお能を復活させたものです。
そんな由緒正しい場で、今年もからっ風を運営させて頂き、幸せです。薪能を観に来られた方にとって、楽しい記憶の残る１日となるよう、からっ風のメニウが少しでもお手伝いできていたらいいなと思います。

焼き芋は予定の二倍近くを焼いたため若干残る。ということで、薪能が終わった後池尻のIIDに移動しゲリラ販売を行う。購入してくださったスクーリングパッドの農業ビジネスデザイン学部のみなさん、ありがとー！これにて、営業終了！

【余談】
都内の運転は二度目のいも子ちゃん。
靖国通りを走っているときのこと。前方の交差点でスーツ姿のサラリーマンが大きく両手を振っている。「なんかへんなヒトがいるなあ」と思ったところに私の携帯に着信が。出ると旦那の声で「オレ、オレ」と。
なんと、仕事中ランチをとりに外を歩いていたところいも子号を発見した模様。奇跡的。
この偶然に「ひょえー」と驚き感動するいも子ちゃん。何を思ったのか、おもむろにカーステのスイッチを入れて軽トラの屋根にくっついているスピーカーから「やっきいも、やっきいも、おなかがぐぅ～♪」という音楽を流しはじめる。しかし、車がばんばん行き交う４車線もある道路の真ん中。ウチの旦那の耳までには届いていませんよ、いも子ちゃん！
「夫婦の不思議を見た～～～！」とはいも子ちゃん語録。
「あんなに遅く走る車をはじめてみた～～～」とは旦那語録。

ということで、もしも都内でのろのろと走るいも子号を見かけたら、ドライバーのみなさま、どうぞ温かい目で見守ってください。

■IIDにて芋を売る。

4月29日。
IID（世田谷ものづくり学校）のイベントGREEN　DAYにていも子ちゃんの焼き芋屋台「阿佐美や」のお手伝い。
お天気にも恵まれ（恵まれすぎて寝不足の頭がくらくら～）楽しい1日となりました。

じっくり丁寧に焼かれた美味しいお芋といも子ちゃんの人柄がマッチして、「阿佐美や」は出来ているんだなあ、としみじみと実感。

お芋を売りながらふと周りを見ると、大人もこどもも皮のついたままのお芋をパクリッと美味しそうに嬉しそうに頬張っていて、お芋の黄色がつやつやぴかぴか光ってて、それはとてもやさしくて幸せな光景だなあと思いました。

▼前日ウチに泊まったいも子ちゃんといも子号。都内をはじめて車で走るいも子ちゃん。この後、短い距離ながら決死の珍道中となったのでした。

▼大人気！光輝く蜜いもたちよ。本当にクセになる美味しさ！

▼名物！壷焼いも。愛娘や安納芋はこんな風にじっくりと時間をかけて焼かれております。

▼紅茶王子の水出しダージリン（アイスティ）も販売中♪　

▼裏メニウ。諸事情により、知人にのみ販売。いも子ちゃんのさつまいもを使ったかみひごちゃん特製パンと私のキッシュ（ううっ、写真撮り忘れ）。かみひごちゃんも私も、今回「粉モノ」の難しさを噛み締めたのでした。いやー、いい経験になりました！

▼沢山のお客さんへの感謝は勿論のこと、いつもの食いしん坊仲間（心強い！！！）、悪友、親友、職場の仲間、懐かしいヒトや、思いもかけないヒトなど、沢山の方が遊びに来てくれて、それが本当に嬉しかった。ありがとうございました！

▼会場のIID。廃校になった池尻中学校をリノベーションしています。

■午前１時のさつまいもキッシュ。

夜な夜なキッシュの試作をしています。
といっても、今週は飲み会が結構入っていたのでサボりつつ。

仕事をして、家に帰ってご飯を作って、片付けをして。
そこからキッシュ作りをはじめると日付が変わってしまうこともしばしば。
焼けたキッシュは明日の朝食にしようと思いつつも、どうしても焼きたてを味見したくて一口パクリ。

痩せる訳がありませんな。