昨日は友人のモリと久しぶりに「高井戸倶楽部」に行く。
この高井戸倶楽部はいったい何の倶楽部かと云うと、いや、そもそも倶楽部ではなく、
漢字がずらっと羅列されてるけどヤンキーの集まりでもなく、
180坪のひろーい倉庫を改築した、今年で18年目を迎えるダイニング・バー。
夏には屋上でビアガーデンも開設される。
一時期は会社に通いながらも、夜のバイトを考えた程のお気に入りのお店。
そのひろーい空間にはアート・ギャラリーも併設していて、行くたびに、素敵なものやおかしなものやヘンなものが並んでいて愉しい。
私の家からもモリの家からも丁度同じくらいの、歩いて帰れないこともない距離。
家の近くで飲むのってリラックスできるのも好き。
(タクシー好きな私は、勿論歩いて帰ったためしはないけど。)
そしてここのウリはなんといってもそのひろーい空間。(だと思う)
隣の席がうーんと向こうにある。
昨日の私たちの席は、寝そべってもまだあまりあるソファがひとつづつ。贅沢!
ほどよく暗い照明と、好みの音楽と。超まったり!
「まだ火曜だし、今日は早めに帰るぞー」とお互い宣言していたにも関わらず、結局長居をしてしまう。
それから、トイレも必見です。(女子だけだったと思いますが)
これは、まあ、行ったヒトのお愉しみってことで。
外側は何の変哲もない倉庫です。
というか、甲州街道からちょっと入った住宅街にあるこの倉庫は知らないヒトが見たらちょっと怪しいかも。ここでドラマを撮影中の常磐貴子サンに遭遇したこともあります。
蒼い看板のみが目印。(甲州街道沿いにもこの看板はひっそり出ています)
寝れるソファ。テーブルも寝れそうな勢いで広い。
後ろの本棚には以前はぎっしり本が詰まってましたが、昨日はスカスカでした。
ところで。
気まぐれでいい加減なところが共通している私とモリは10年以上前にバイトで出会った。
当時はバイトで毎日のように会っていて、いろんなところに遊びに行ったり、飲んで騒いで朝を迎えることもしょっちゅうだったけど、大切なことはひとつも話さなかった。(というか、当たり前のように毎日普通に会っているだけで愉しくて、そんな必要がなかった)
10年という歳月は、お互いを取り巻く環境を変えるのに充分で、近くに住んでいるというのに滅多に会えなくなったけど、(というか、お互い気まぐれでいい加減だから!そして全くマメじゃないから!というのが一番の原因ですが)、ここぞという時に会って、素直に大切なことを話せる私の大事な大事な親友です。
言葉にすると陳腐で恥かしいですが。
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