■『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎

またまた友人のクロちゃんのオススメの本。
『陽気なギャングが地球を回す』。
先日会ったとき貸してくれた。
というか、「返さなくていいよ。面倒くさいし。」と渡された。
うーん、相変わらずオトコらしい！（オンナだけど！！）

超娯楽小説。
テンポがよくて、ほんとあっという間に読めました。
面白かったなあ。

このひとの作品では以前、『重力ピエロ』というのを読んだことがあります。
（割と話題になった本みたいですね。）
タイトルと表紙に惹かれ買ったのですが、ちょっと期待外れ、というのが正直なとこでした。

が、この『陽気なギャング〜』は面白かった。
単純に愉しめる小説です。
そして会話と構成がとっても小粋。
小説も進化している、と思わせる1冊です。

嘘を見抜く名人と天才スリと演説の達人と精確な体内時計の持ち主が揃ったら、銀行強盗も夢じゃない！？

昔からこういう「キャラ立ち」した主人公が、それぞれの能力を生かして急場をしのぐお話が好きでした。
「オズの魔法使い」とか！（ちょっと違うか？）

Comments

[投稿情報: kuro]

男らしいマッチョkuroです。(ちがうちがう・・・)
ホントは伊坂幸太郎の「重力ピエロ」が絶賛されていたので、そっちを買いに行ったんだけど品切れ中だったので、この「陽気な〜」を買ってみたのでした。個性的な登場人物が展開する銀行強盗話しは、いつか映画化やTVドラマ化されそー、と思わない?

[投稿情報: okuizumi]

思った、思った（笑）
配役とか考えて読んじゃうよね。

それにしても「成瀬さん」はかっこいい！

まだ読んでなければ『重力ピエロ』貸しますよー。