頬杖ぶろぐ

■琉球料理ふるかた（沖縄・読谷村）

沖縄では読谷村の日航アリビラに滞在していたのですが、アリビラのすぐ近くに、とっても美味しい沖縄郷土料理を食べさせてくれるお店があるのでご紹介。

この「琉球料理ふるかた」は、渋谷で沖縄料理の飲み屋をやっている知人が教えてくれたお店です。
那覇や名護からも、わざわざ車を1時間半飛ばして食べにくるヒトもいるとか。

ここで出てくる食事は琉球王国時代の食文化の再現。
といっても、堅苦しいものではなく調味料や添加物は一切使用していない、むかしの素朴な家庭料理です。ゴーヤチャンプルやソーキそば、タコライスなんて定番メニューは一切出てきません。。

初めて食べる素材、食感、味付けなのに、何故か懐かしい感じがします。
美味しいし、なんだか体の中がキレイになっていくような気がします。

コース料理のみで4000円と6000円。
オリオンビールの生と泡盛（北谷長老、残波など）もすすみます。
店内は座敷もあって広めですが、カウンターに座ってふるかたのお父さんとお母さんとお話しながら食事をするのがおススメ！
（私たちが行ったときには、読谷村に住む「人間国宝」の方がカウンターの隣で飲んでました。人間国宝に沖縄の豆腐文化について語られてしまった。笑）

今回、地元のヒトと話す機会がある度に「海が汚くなった」という台詞ともうひとつよく聞いた台詞。
「沖縄料理は美味しいですねえ」という話をするたびに出た台詞が「むかし、沖縄は本当に貧しかったんだよ」という言葉。
結局、沖縄料理は日持ちのする保存食として、大豆や芋を添加物なしでアレンジしたものが多い。
今や沖縄の食の代名詞ともなった紅イモも、この読谷村が発祥。
むかしは本当に芋しか作れなかったそうだ。

飽食の時代にこういうスローフードがブームになっているのは分かるような気もしますが、よく考えるとなんとも皮肉な話だなあと思ってみたり。

■ほっこりや（先斗町）と満月の「阿闍梨餅」

京都の先斗町は何度歩いても愉しいですが、雰囲気だけで入るにはちょっとコワイ！（お値段が！）
ということで、今回の出張で、おばんざいが食べたいなと思い、ホテルのヒトに教えてもらったお店がこの「ほっこりや」です。先斗町は歌舞練場のすぐ近く。

このお店は同級生の女性２人ではじめたそうで、入れ替わりの激しい先斗町で今年で１１年目とか！
カウンター１０席程度の小さなお店で、ものすごくアットホーム。
女将(二人）とお料理とお客さんが自然と一体になっているいいお店です。
何を食べてもほんと～に美味しかった。
味付けが絶妙。
オダシの加減とか。
これは一体何がどれくらい入ってこういう味になるのか、というのが全く分からないくらい、さりげなく素材にマッチしちゃってるのです。
しかも、リーゾナブル。

隣に座っていた二人組みのおばさまたちは、年に５回ほどここのおばんざいを食べに東京から来ると云ってました。

ウチの母親は基本的に外食嫌いなのですが、ここにくればさすがに「美味しい！」と云うんじゃないかと。
今度連れてきたいなあ。

京都の先斗町で行くお店に迷ったら是非行ってみてください。
オススメ～！

■『當 ATARI』

先週の金曜日は悪友のモリの友人がやっている渋谷南口の「當 ATARI」というお店に行ってきました。
昨年の秋まではこじゃれたバーだったのですが、昨年秋に沖縄・奄美のお酒と家庭料理のお店にリニューアル。
こじんまりとした、いいお店です。
沖縄や奄美のゆったりとした時間の流れを感じることができます。

商売っけのなさもイイ感じなのですが、あまりにもないので勝手に宣伝しておきます。

■牛角食堂

今日は家の近所に出来た「牛角食堂」に行きました。

炭火焼肉の「牛角」を展開しているレインズインターナショナルに知り合いがいる事もあり、「牛角」には一時期かなり通いました。（今もたまに行く）
この知り合い、知り合ったときは部長でしたが、今では取締役。奢って〜。笑。

今日行った「牛角食堂」は、文字通り牛角のメニューを定食にアレンジしています。
雰囲気も街の定食屋さん風。
お馴染みの「石焼きビビンバ」や「牛角食堂定食」（プルコギ）、「ピートロ定食」、「豆腐チゲ」などが600円〜800円程度のリーゾナブルな値段で提供されています。

がっつり焼肉はちょっと、、、でもしっかりご飯食べたいなあ、という時に丁度いいです。
BSE騒動で差別化を図る焼肉業界の新しい形でもあります。
焼肉がこれほど浸透したからこそ出来る展開だなあ、と。
勿論、牛角のブランド力を十二分に生かした展開でもあります。

＜手前：照焼きチキン定食　奥：特盛焼肉定食＞
店内は満席でした。
野菜ものとサイドメニューがもう少し充実しているといいのに、というのが個人的な感想。

■太田豆腐店の竹豆腐

GWに仙台郊外の日本三古湯のひとつと云われている秋保温泉に行ったのですが、秋保温泉の近くの秋保大滝を観に行く途中、よくある田舎の田園風景の中にポツンと現れたお豆腐屋さんを発見。
迷わず入ってみたところ、これが大当たり！

地元でも有名な太田豆腐店というお豆腐屋さんでした。
竹豆腐、あおばた豆腐、黒豆豆腐を食しましたがどれも甲乙付けがたい美味しさ。
お醤油も薬味も勿論必要ありません。（入れても勿論美味しいですが！）

今回の旅の忘れられない味のひとつなのでメモしておきます。
秋保に行かれた方は是非寄ってみてください。
（オンライン注文も可能のようです）

▼太田豆腐店
http://bikodo-net.com/take/oota%202.html
この竹豆腐は、太田豆腐店の近くの秋保大滝の茶屋でも食べることができるそうです。
ちなみに、秋保大滝はマイナスイオンの濃さが日本一だそうで、滝つぼまで降りるとマイナスイオンのシャワーをふんだんに浴びることができます。
こちらも最高に気持ちよかったです。

■再び、幕張へ

日曜日は午前中、下北沢の美容院に行く。
10：20に予約を入れていたのだが目が覚めたらなんと9：50。
予約を取るのが割と大変なのでとりあえずきゃ～～と叫びながら10分で支度をし、自転車を飛ばしシモキタへ。
ぎりぎりセーフ。

お昼は最近シモキタの近くに越してきた会社の後輩とランチ。
「給料日まで2000円で過ごさないと！スリリング！」と云っていたので仕方なくランチを奢ってやる。
27歳にもなってそんな学生みたいな生活・・・。笑える。

ランチは前から行ってみたかった「HERBAL DINING草々」へ。
白と茶を基調としたナチュラル系カフェ。
ネーミングのとおりメニューもヘルシー。
パスタセットは1000円。照り焼きチキンセットは1300円。
サラダ、スープ、バケット、メイン、ドリンク、デザートでこの値段は安い。（美味しいし！）

午後は昨日のradioheadのライブがあまりにも良かったので、再び幕張へ。
相方さんが車を買い替えたのでドライブも兼ねて。

最初にradioheadを見たのはもう10年近く前。
まだ新人の頃。
初来日は渋谷のクラブクアトロ。

それが今や本当にすごいバンドになっちゃったなあ、という感じ。
しかも進化し続けていて、どんどんかっこよくなってるなんてズルイなあ。笑。

昨日は前日とはちょっと違う選曲で、「フェイド・アウト」（このPVが大好きで、ウチに遊びに来る友人に強引に繰り返し見せていた時期があった）や「エグジット・ミュージック」（デカプリオの「ロミオとジュリエット」のエンディングで流れていた曲）なんて私の大好きな渋い曲も！
くー、来てよかった！

そういえば、土曜日のライブでは、イラクの残り二人の人質解放の速報ニュースを、サンプリングして曲の中で流すなど粋な演出もあり、会場が沸きました。

私のi-Podはしばらくはradiohead三昧になりそう。

■東京食堂 セントラルミクニズ

東京駅丸の内南口の地下にある「東京食堂　セントラルミクニズ」に行く。

そう。
あの世界に名高いフレンチの巨匠、三國清三プロデュースのお店です。
ジェイアール東日本フードビジネスとミクニグループが業務提携した１号店。
職場も近いし一度行ってみたいなあ、と思っていたがなかなか機会がなかった。
かなり広いフロアを有するこのお店は世界の料理を様々な形態で安価に食することができます。
（お店の奥に位置する、ミクニプロデュースの回転寿司はかなり話題になりました。次回はこのお寿司に挑戦だ！）

昨日の私たちのチョイスはプリフィックスメニュー。
前菜＋パスタ＋メインディッシュのアラカルトメニューからそれぞれ好きな一品を選べるというコース料理。
これがなんとコーヒー・デザートまでついて３，７００円也。
味は勿論、盛り付けも美しい。

<前菜＞鰆とブラックオリーブ　きのこのパート包み焼き　パルジャミーノソース
とうみょうのサラダとそのフリチュールを添えて

＜パスタ＞粗挽きボロネーゼのフェットチーネ

＜メインディッシュ＞金目鯛のグリエ、長ネギのアラクレーム、バルサミコソース

＜デザート＞ハチミツ入りシフォンケーキ、カシスシャーベット、バニラアイス

お腹いっぱい！
大満足です。

東京駅近辺で食事に迷ったら是非寄ってみてください。

■大根カレーを作る

conque tint worksさんのところで、大根入りカレーが紹介されていたのでつられて思わず作ってしまいました。

カレーゴコロ（？）って伝染しませんか？
匂いとか嗅ぐと無償に食べたくなるしね。

大根入りカレーは、大好きな「カレー屋パク森」の定番メニュー（大吉カレー）でもあります。
が、自分で作るカレーに大根を入れたのははじめて。

じゃがいもは入れず、水は少なめに、大根はすぐ柔らかくなるので最後に入れて作りました。
角切りにしたチェダーチーズのトッピングも忘れずに。
美味しかった！

カレーは誰でも作れる簡単料理というイメージがありますが、自宅で作るカレーってその家の独特の味が出て面白いですよね。
友人の作るカレーには必ずウズラの卵がゴロゴロと入っていたりします。

ちなみにウチのカレーは、隠し味にバナナと珈琲はかかせません。

■なまはげを見に銀座へ

昨日は誕生日ということもあり、念願の（？）なまはげを見に銀座の「ジャパニーズスローダイニング　なまはげ」に行ってきました。

秋田おそがけ新聞さんからトラックバックをいただき、３月１６日にオープンしたことを知り行きたいなあ、とずっと思っていたのですが・・・。

うーん。
いまひとつでした！

安田さんプロデュースのお店はやはりどうしても人工的な造りが否めません。
まあ、そこは個人的な好みとしても・・・。
接客もマニュアルどおりで、大声は出すけど心がこもっていない感じ。
お料理も秋田料理を追求！というところまでいっていません。（もう一度食べたい！と思う味ではなかった）
そして、愉しみにしていた「なまはげ」ショー・・・。
さすがにあの「顔」が向こうから走ってきたときには迫力を感じましたが、お客さんとの一連のやりとりは明らかに若い店員さんが「やらされている」という感じで学芸会のようでした。がっくし。
もっと、なまはげになりきってくれないと！
音響もヒドイ！
一緒に行った連れは「オレに（なまはげ役を）やらせてくれ～～～」と云ってました。笑。

コンセプトはいいのになあ。
ヒトが造ったものを批判するのはあまり好きではないのでこれくらいにしておきますが、愉しみにしていただけに残念です。
（大人数で行くにはいいかもしれません）

やっぱり郷土料理は地元に足を運ぶのが一番、という結論にしておきましょう。
「なまはげ」もいつか秋田に見に行こうと思います。

ちなみに安田久さんご本人もいらっしゃいました。
成功されてる方特有の雰囲気のある方でした。

■上海台所鍋屋（幡ヶ谷）

今日はあまりにもよい天気だったので、久しぶりにマウンテンバイクをひっぱりだし、近くの和田堀給水所へ。
ここは桜の季節だけ一般に解放するんだそうです。
桜は七分咲きといったところでしょうか。

その後、幡ヶ谷にある中華料理の鍋屋（こうや）へ行く。
ここもお気に入りで、よく行くお店のひとつ。

お気に入りの理由は以下。

・何を食べても外れがない！
・一品料理の他にカウンターに作り置きの大皿料理が並んでいて、実際見てチョイスできるのが愉しい！
・（味の割に）安い！
・ラーメンが美味しい！
・お店の雰囲気が大衆的ですごくいい！活気がある！
（働いているヒトも中国の方のようで、本場の食堂にいる感じ。ちょっと雑な給仕がそんな雰囲気を醸し出している。笑）

大皿料理の並ぶ店内

フカヒレたっぷりのラーメンはなんと1200円也。

（追伸）
2週間ぶりの外食です。
美味しかった！
ビールは一緒に行った相方さんから一口だけ貰って、後はウーロン茶で我慢しました。