頬杖ぶろぐ

■ゴーヤと煮干のチャーハン

金曜日の夜は悪友のモリと久しぶりに明け方まで飲む。
昔から、モリとはお店を出ると夜が明けていることが多かった。
朝日の中「じゃあねー、またねー」とまぶしそうな顔で手を振り合いながら横断歩道を渡る。
昔から何度も繰り返している風景。
ずっと続いているということは本当にスゴイことだなあと思う。

土曜日のお昼過ぎに起きて家にある材料でチャーハンを作る。
ゴーヤと煮干のチャーハン。
味付けはバター、ナンプラー、塩、黒胡椒。
高山なおみさんのレシピです。

■まんぷく隊と「めしと酒 みうら」へ行く

渋谷の裏通りに佇む、知るヒトぞ知るというＢ級グルメの名店「めしと酒　みうら」に、まんぷく隊で行ってきました！

ワインエキスパートのたかねえのオススメ。
あ。勿論、ワインはありませんが。
このマリアージュ姐さんはワインのみならず焼酎や日本酒とお料理のマリアージュも得意なんですね～。

さて、店内は噂通りのディープさ！
一番最初にお店に着いた私は、そのディープさにちょっとドキドキ、そわそわ。

豊富なメニューはほとんどが５００円以下。
ビールは瓶ビールのみ、焼酎はいいちこ、日本酒は剣菱という潔さ（！？）。
ウーロン茶はペットボトルのままドーンと渡される大らかさ！

出てくるお料理はどれもこれもボリューミーで、なんだか懐かしい昭和の家庭の味がする。
何を食べても美味しい。

とにかく思いきり飲んで食べてしゃべって一人２５００円以下でした！
驚きーーーー！！！

決して便利な立地ではないのに、水曜日のはやい時間から満席の理由が分かります。

また近いうちに行ってみよう。

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■甘辛つくね

晩ご飯。
こってり甘辛つくね。

鶏もも肉、わけぎ、大葉は微塵切りに。お豆腐は水を切っておく。
卵の白身（黄身は食べるときに使います）、塩・胡椒、すりおろした生姜を上記とよく混ぜる。

成形して片栗粉をふってフライパンで焼く。火が通ったら、砂糖（大1）、みりん（大1）、酒（大2）、醤油（大2）を入れて煮絡める。
（甘いのが好きなひとは砂糖を増やしてください）

簡単で美味しい。
甘辛タレはごはんが進みますねー。

▼ゴーヤの季節がやってきました！にが～いゴーヤ、私は大好きだけど旦那は苦手な様子。大皿で出しておくと一向に箸をつけないのでそんなときは小鉢攻撃。笑　この他に舞茸の醤油バター炒めと納豆。

■ふらのとみたメロン

朝ごはん。

北海道に旅行中の母から突然届いたふらのとみたメロン。

旨すぎ！！！

私がこどもの頃からウチの両親（というか、主に母）は旅先で美味しいものを見つけると、姉妹や親戚や、友人に旅先から送っていたのを思い出した。

■枝豆の季節

土曜日はうだるような暑さ。
出勤の後、買い物をしてよろよろと家に帰る。

あ、暑い、、、。

こんな日はやっぱりビールと枝豆とそうめん！
ぷはー。

▼デザート用のちょっと変わった形のガラスの器でそうめんを戴いてみました。涼しそうでグッド♪

■初鰹

遅ればせながら初鰹。

カツオの旬は、実は脂ののった秋の戻り鰹なんて云われていますが、私はやっぱり初夏に、薬味をたっぷり乗せてポン酢で食べるこの食べ方が好きです。

▼薬味はわけぎ、大葉、茗荷のみじんぎりをたっぷり。カツオの下には紫玉葱とパプリカのスライス。野菜ももりもりとイケる一品です。

■シャポールージュのオムライス

先日、所用があり500万年ぶりくらいに吉祥寺に行く。

よく晴れていたこともあって、緑も多くて昔のものと今のものがバランスよく混在していて、活気のあるいい街だなあとしみじみと思う。
吉祥寺に来るといつもそんなことを感じる。

さて、500万年ぶりの吉祥寺（←くどい？）。お楽しみのランチをどこでとろうかとちょっと考えシャポールージュへ。

久しぶりなのでかなり迷うが、オムライスにする。
（メンチカツもロールキャベツも捨てがたかった）

このシャポールージュは昔ながらの美味しい洋食屋さん。
手順や盛り付けも、きっと昔からのやり方で、きちんと丁寧に守られ、作られているんだろうなあと思う。
（トロトロのたまご、つやつやのデミグラスソース、ソースからチラリとのぞくマッシュルーム。そっと垂らされた生クリーム。添えられたクレソンの位置。これぞ、由緒正しいニッポンの洋食という感じです）

私はオムライスに入っている鶏肉がどうもプニュプニュしてて苦手なんだけど、ここのオムライスは鶏肉ではなくハムなのも気に入っている。このハムも、はんぱじゃない量が入っていて、これがまた美味しい。

絶品なのはこのオムライスにかかっているデミグラスソース。
香ばしくてこっくりとしていて、でも上品でもたれない。

大切に大切に煮込まれ作られた手作りの味だ。

時間がとまっているかのような店内も、決して広くはないのに、周りのひとが何故か気にならない。
ひとりでまったり食事のできる貴重なお店だ。

こんなお店が家の近くに一軒あれば幸せなのにな。

■『海のふた』 よしもとばなな

よしもとばななさんの『海のふた』を読む。
本棚に放置されていた一冊。本にも読み頃があるんです。

一時期、このひとの本は全く読めなくなっていたけれど、最近またハマっています。

なんとなくどの物語も基本的には同じようなことを云っているような気がするのですが
たぶんそれは間違いではなくて、このひと自身が確か初期の作品のあとがきの中で
「書きたいことはただひとつ。それをずっと書いてゆく」
というような意味のことを云っていたような気がします。

このひとの作品を読むと「ああ、本当に、書きたいことはただひとつなんだろうなあ」と、ちゃんと伝わってきます。
それって実はすごいことだと思う。

この『海のふた』はかき氷屋さんのオンナノコの物語。
故郷のこと。仕事をするということ。ヒトを信じるということ。生きていくということ。
そういう誰もが抱えている、面倒くさいけど大切な部分の核心がさらりと書かれています。

夏は毎年かき氷屋さんをやると云っていた、やきいも屋台のいもこちゃんに早速この本を薦めてみました。

▼7月にふさわしい本ですね。装丁も美しい。