先日、所用があり500万年ぶりくらいに吉祥寺に行く。
よく晴れていたこともあって、緑も多くて昔のものと今のものがバランスよく混在していて、活気のあるいい街だなあとしみじみと思う。
吉祥寺に来るといつもそんなことを感じる。
さて、500万年ぶりの吉祥寺(←くどい?)。お楽しみのランチをどこでとろうかとちょっと考えシャポールージュへ。
久しぶりなのでかなり迷うが、オムライスにする。
(メンチカツもロールキャベツも捨てがたかった)
このシャポールージュは昔ながらの美味しい洋食屋さん。
手順や盛り付けも、きっと昔からのやり方で、きちんと丁寧に守られ、作られているんだろうなあと思う。
(トロトロのたまご、つやつやのデミグラスソース、ソースからチラリとのぞくマッシュルーム。そっと垂らされた生クリーム。添えられたクレソンの位置。これぞ、由緒正しいニッポンの洋食という感じです)
私はオムライスに入っている鶏肉がどうもプニュプニュしてて苦手なんだけど、ここのオムライスは鶏肉ではなくハムなのも気に入っている。このハムも、はんぱじゃない量が入っていて、これがまた美味しい。
絶品なのはこのオムライスにかかっているデミグラスソース。
香ばしくてこっくりとしていて、でも上品でもたれない。
大切に大切に煮込まれ作られた手作りの味だ。
時間がとまっているかのような店内も、決して広くはないのに、周りのひとが何故か気にならない。
ひとりでまったり食事のできる貴重なお店だ。
こんなお店が家の近くに一軒あれば幸せなのにな。
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