蒸し暑い、夏の夜。
いも子ちゃんからとうもろこしが届く。
予告もなく、突然。
埼玉の戸田公園で焼き芋屋台「阿佐美や」をやっているいも子ちゃんは、夏はとうもろこしとかき氷を屋台で売っている。
「美味しいとうもろこしがあるんですよおおおお」と、先月会ったときに云っていた。
「とうもろこしは朝採りが一番美味しいので、入手するのが大変なんですよおおおお」とも云っていた。
(朝早く、遠く離れた農家まで行かなくてはならないから)
きっと、そのとうもろこしだ!!!
ありがたく食さなければ。
早速、蒸篭で蒸す。
皮を剥くのも楽しい作業。
野菜の色と形ってかわいいなあと思う瞬間。
本当に、びっくりするほど、甘い甘いとうもろこし。
生で食べても甘くて美味しいので、蒸し時間は短めに。
しゃきしゃきぷりぷりした歯ごたえも、美味しいとうもろこしの条件。
実は一昨日、スーパーで一本だけ買った皮付きのとうもろこしが、あまりにも味気なく、歯ごたえなく、がっかりしていたところだったので、いも子ちゃんからの、このサプライズはタイムリーで本当に嬉しかった。
こどもの頃におばあちゃんちの縁側に座って、従兄弟たちと並んで食べたとうもろこしの、あの甘さを思い出しました。
ありがとう。
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