10月6日(火)。
いよいよ、渡欧。
思えば、学生時代はヨーロッパやアメリカにばかり行っていたのに、仕事をするようになって、長い休みが取れないという理由で旅行といえば近場のアジアや国内に。
それはそれですっかりハマり、今に至る。
そんな訳で本当に20年近くぶりの渡欧。
第一の目的は、ベルギーに暮らすSEVENに会うこと。(ようやく、実現!)
第二の目的は、親友モリとのジャスフォー記念の妖精旅行。(モリとの旅行も、学生時代のロス以来!?わおー)
第三の目的は、パリ・ロンドンの蚤の市、ストックホルムのグスタフスベリ窯で器を探す旅。(うーん。夢みたい!)
朝7時に親友モリと新宿駅の成田エクスプレスホームで待ち合わせ。
旦那が出勤時間を少し早めてくれて一緒に来てくれたのだが。
ここでまず事件が!!!
(え、もう?はやすぎっ!)
なんと、なんと、なんと。
新宿駅のコンコースを旦那がスーツケースを転がしていたら、取っ手がポキリと取れた!!!
ふ、不吉なっ!
こんな旅のはじまりがあっていいのか!?
実はこのスーツケース。
15年くらい前にやっつけで購入した中古。
何故か近所のビデオ屋で800円で売られていた。
腐っても、サムソナイト。
買った時点で中古だったので、まあ、もうとにかく、2009年のこの時点では、おそろしく古いってことは確か。
ベルギー行きが決まってから旦那に
「今回はひとりで長く旅行に行くんだし、お土産もきっと沢山買いこむだろうから、スーツケースを新調した方がいい」
と何度か云われたのだが「んんー。まだ使えるし、大丈夫だよ。想い出いっぱいつまってるし~」とあまり真剣に考えていなかった私。
実際、カエル色のこのレトロなスーツケースはお気に入りだったのだ。
しかし、確かに。
ここ数年は旅行に行っても、機内持ち込みが出来るコンパクトなサイズのスーツケースばかりだったし、このレトロなサムソナイトを持っていくにしても、大抵旦那が持ってくれていたので、これ自体がいかに重くて、車輪が回りにくくなっているかなんて全然気付いていなかった!
そう。
新宿駅で取っ手が取れた後、今度は車輪がまわらなくなった。
入れた荷物は少なめだけれど、SEVENへのお土産の日本食などで結構な重さになっていたのだ。
わーおー。
朝っぱらから大汗をかきながら、動きにくいこの重いスーツケースをえっちらおっちらと運ぶ旦那と私。
余裕を持って出てきたはずが、ぎりぎりでホームへ到着。
座席で既に半眠り状態のモリを見つけ合流。
心配顔の旦那に手をふりバタバタと出発。
この後、成田の売店でキャリーを購入し、応急処置をして、なんとか出国。
さすがに能天気な私もちょっとブルーになっていたが、応急処置が見つかってちょっと安心!
一路、オランダはアムステルダムへ。
しかーし。
このスーツケースがこの後更なる波紋を呼ぶことに!!!(大げさ~)
See You!
▼応急処置をされた問題のスーツケース。見るからに年季が入っています。上部の取っ手はかろうじてくっついていますが、ブラブラです。
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