■パンが残ったら。

ワインとチーズとバゲット。

無償に食べたくなってベーカリーをのぞくと、
美味しそうな匂いとかわいい形にやられつい大量に購入してしまう。

勿論一度では食べきれないので、翌日サンドイッチにするのは勿論のこと。
スライスして冷凍したり、フレンチトーストにしたり、ラスクにしたり。
うっかりカチカチにしちゃったときはフードプロセッサーにかけてパン粉にしたり。
(このパン粉で作る揚げ物がまた美味しい）

でも、ちょっと時間に余裕のある休日なんかには
いつもより手間をかけて余ったバゲットを変身させたい。

上野万梨子さんの『パンが残ったら…―recettes de pain perdu』はまさにそんなときの為のレシピ本。
フランス暮らしの長い上野さんの余ったパンの活用レシピは斬新で眺めているだけでも楽しい。

私は面倒くさがりなので、料理本は大好きだけど、もっぱら眺めるのが専門。
（レシピ通りに作るのが面倒くさくなってしまう、、、。）

今日は珍しく上野さんのレシピを忠実に再現してみました。

あまったバゲットで作ったおつまみキッシュです。
ベーコンがなかったのでハムと玉ねぎをバターで炒め、卵液（卵・牛乳・塩・胡椒・パルミジャーノ）に１センチ角に切ったバゲットを合わせ入れ、一口サイズに盛ってオーブンで焼きます。

ビールと一緒に戴きました。
オリーブやアンチョビ、ドライトマトやハーブなどを混ぜても美味しいかと。
色々と応用がききそうです。