知人に勧められ佐藤可士和氏の『佐藤可士和の超整理術』を読む。
今や雑誌やテレビで特集が組まれるほど旬のアートディレクター。
記憶に新しいところでは、今年オープンした国立新美術館のロゴマークなどを手掛けている。
実は私はこのヒトの作品はあまり好きではない(でも嫌いでもない)。
人物像にも特に惹かれない。
その理由がこの本を読んで分かりました。
完璧主義で美意識が高い。きっちりとしている。しすぎている。(あくまでも印象)
私はきっと少し破綻してるような種類のものが好きなんだな、と思う。
と、私個人の嗜好は置いておいて、、、。
この本は面白かったです。
クリエイティブな思考を「整理」と捉えている点はまさに佐藤可士和さんっぽい。
常に思考がとっちらかっているかのような私にとって、実際に見習うべき点、役立つ点も多くありそうです。
頭も仕事も日常も常にすっきり爽快というのは確かに理想。
アートディレクターをドクターに例えている点もなるほどとうなずけました。
答えはいつも、自分ではなく相手のなかにある。
それを引き出すために、相手の思いを整理する。
コーチングにも通ずるような文脈ですが、これはすべての仕事において言えることだと思います。
相手を知り、相手の抱える問題点を把握し、相手を取り巻く状況を見極める。
何事に置いてもこれが最初のステップ。
同感です。
あー、これ出たときからずっと読みたくて全然読んでない!この人の講演もおもしろかったです。奥様の書いた本もよんでみたいんだよなー。
投稿情報: えがこ | 2007-12-05 19:19
子育てにもきっと役立つ一冊!かも!?
奥さんの本、私も読んでみたいなあ。
というか、そもそも生活感のない二人ですよね~。
奥さんもきっちりしてるのかな~。
すごいな~。
投稿情報: okuizumi | 2007-12-12 01:05