最新号のKu:nelは「料理上手の台所」。(表紙もそそられます!)
機能的でスタイリッシュな最近のキッチンも勿論素敵だけれど、古くても、きちんと磨きこまれたガスレンジや傷だらけの作業台、使い込まれたお鍋なんかが使いやすいように配置された台所は、「美味しいものがここから作り出されている感」がむんむんと漂っていて、見ているだけでウットリしてしまう。
最新号のku:nelにはそんな生き生きとした台所が満載!
何度も眺めては読み返しています。
私はいつからこんなに台所が好きになっちゃったんだっけ、と思う。
先日古い友人と話をしていてそんな話をしたら「アンタはむかしっから好きだったよ~。紅茶の葉っぱとかわざわざガラスの瓶に入れ替えて数種類飾ってたりして~。木のトレーとかでお茶だしたりしてくれてたじゃん。」
自分ではすっかり忘れていたので(自分は台所にたってお料理とかするキャラではないと思っていた)、そうかあ、昔から好きだったのかあ、と納得。私のことより私のことを知っている古いともだち。大事ですな。(というか、忘れている自分に問題あり?!)
先日もkuroちゃんの家に遊びに行って話をしていたのだけれど、自分の家の空間を作りあげるのって本当に難しい。
世の中にはかわいいものや便利なものが溢れていて、日本古来の民芸のお櫃や蒸篭、漆も大好きだし、アジアン系のチープな雑貨も味わいがあって魅力的。北欧のモダンで大胆な柄モノも捨てがたい。欧米のガッチリしたキッチン道具やイタリアのエスプレッソマシーンなんかも使ってみたーい!
なーんてことになると、本当に統一感のない空間になってしまう訳です。
ku:nelで紹介されている台所は、こういう雑多なテイストを上手に自分の空間に取り込んでいる感じ。
そこに置かれることが最初から決まっているかのように、違和感なくそこに配置されている。
これって出来そうでなかなか出来ないんだよね~。
家にいる時間のほとんどは台所にいるので、私もこの料理上手さんたちの台所を見習ってもっと居心地よく使いやすい台所にしたいなあ。
▼ウチの台所。モノ、多すぎ~。統一感なし~。(でも、今はこれが落ち着くのだ。)
ゆくゆくは使い込んだ最小限の道具だけの、味のある台所にしたいと思ったりもする。まあ、今は勉強中のお試し期間ということであーしたり、こーしたり~。(言い訳)
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