快晴。
暖かすぎて気持ちいいけど、気持ち悪い。
地球は大丈夫か、というような天気。
夜ごはんは餃子とポトフを作った。
本当は皮も手作りにしようと思っていたんだけど、DVDで『皇帝ペンギン』を見ていたら時間がなくなり皮は市販のものを使った。
餡には隠し味でお味噌を少し。
パリッと焼けた。嬉しい。
幼稚園時代からの幼なじみ(まんぐー出身)が、台湾に住んでいる。
一昨年、彼女のところに遊びに行って知ったのだが、台湾のヒトはあまり家でご飯を作らないそうだ。
なので、街には飲食店が処狭しと軒を連ねる。
質素な屋台から高級なレストランまで。
朝から晩まであらゆる階層に対応している。
朝はお粥か豆乳に揚げパンのようなものを浸した朝食を食べさせる屋台が並ぶ。
夜はちゃんと家族揃って外食。
一定の収入のある家になると、フィリピンやインドネシアから出稼ぎに来ているお手伝いさんを雇い、ご飯を作ってもらうことも多いらしい。
私の友人の家にもベトナム出身のお手伝いさんがいて、美味しいベトナム料理を食べさせてくれた。
友人の実家は群馬の地元では割と有名なお弁当やさんだった。
小さい頃から彼女は美味しいものを沢山食べて育ち、料理上手な子だった。
大学を卒業後、中国語が堪能な彼女はずっと台湾で仕事をしていた。
数年前台湾の実業家と結婚し、そのまま台湾で暮らしている。
あるとき彼の両親の前で彼女は気を利かせて餃子を作ったことがある。しかも、皮から。
すると、「ウチのとこの嫁が餃子を作ってるらしい」と親戚中がわらわらと見に来たそうだ。
「結局、親戚たちの前で餃子を作ったのは良かったのか悪かったのか分からない。自分で料理をするっていう事に重きを置いてるヒトたちじゃないからね〜。まあ、喜んで食べてくれたけど、変わり者ってイメージになっちゃったみたい。」と彼女は笑いながら云っていた。
食文化って面白い。
餃子を作ると、台湾で暮らす、なかなか会えない大好きな幼なじみの事を思い出します。
▼ちなみにこの醤油さし&酢さしは北京で購入したもの。街の食器屋さんのセールコーナーで1元で売られていた。日本円で13円ですよ!!!よく見ると、ちゃんと中国語でそれぞれ醤と酢という文字が書かれていてなかなかかわいいの。
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