またまたご無沙汰していました。
今週の水曜から土曜まで大規模なワークショップや国際会議が続き、その準備に追われ久しぶりに忙しかったのです。
以前はこれが日常で、激務の後に飲みに行き、夜中の1時、2時帰宅が続いても大丈夫だったのに、この2〜3ヶ月で私の体はすっかり長丁場の激務に耐えられない体になってしまいました。笑
いやー。今週は本当につらかったー!
朝も8時集合が続いたりしたので、朝ご飯も作れずでした。
で、昨日なんとか、仕事を終え、同僚のプヒちゃん(仮名)と一杯やれるところがないかと青山を彷徨っていたところ、偶然、キリムズジャパンというキリム専門店を発見しました。
ものすごい数のキリムが置いてあって、眺めているだけでとても楽しい。
キリムというのはトルコの呼び方で、一般的には平織りの織物のこと。
遊牧民の暮らしの必需品で、遊牧民の女性が手で織り、染め方は草木染めです。
こういった手法で作られたホンモノのキリムは、なんと100年以上持つのだそうです。
敷物、間仕切り、壁飾り、袋などなど。
キリムは遊牧民たちの生活必需品且つ装飾品・工芸品なのです。
今回お店の方に教えてもらってはじめて知ったのですが、キリムを伝えてきた遊牧民の宗教は主としてイスラム教で、偶像崇拝を禁じていることから、キリムにはすべて幾何学模様が使われるんだそうです。(なるほど、それで幾何学模様なんだ、と納得しました)
樹や鳥、櫛、ドラゴン、足かせ、川、太陽、などなど、ひとつひとつの模様にはちゃんと意味があって、織り手の女性たちの夢、願い、祈りが込められた、世界にひとつしかない色彩と文様が繰り広げられる、そういう作品なんだそうです。
そうやって見ると、どれもこれもなんだかとても愛おしい一枚に見えてきます。
私だったら、どんなキリムを作るかなあ、とか、ね。
このお店で80年以上前の敷物用のオールドキリムなどを何枚か見せてもらいましたが、ほとんど変色もない美品でありながら、なんだか味わい深いものでした。
80年もの間、このキリムの上ではどんな生活が送られてきたんだろう。
遠く、日本から離れた何処かの国で。
さて、このキリムのお値段ですが、私が探している2M以上の幅のものは20万〜40万程度。
うーむ。これは当初のリビングの敷物に考えていた予算をかなりオーバーしているので、かなり慎重に選ばないと。
しかも、100年持つということなので、ひょっとしたら孫(がいれば)に「これはお祖母ちゃんの使ってたキリム」などと云って引き継がれる可能性もあるという事なんだよね。
ここ、行ったことあります~
キリムいいですよね~
我が家もイメージチェンジしたいので検討しようかな~
投稿情報: YOYO | 2005-07-05 12:41
お~。ひさしぶり~。
なんか、クッションや壁掛けみたいな小物も沢山あったよ~
あれだけでも、だいぶイメージ違うよね
というか、ウチは基調が白と無垢のフローリングなので、敷物をキリムにするとインパクトが強すぎるかも、、、とちょっと悩み中です。
大きな買い物なので悩ム!
投稿情報: okuizumi | 2005-07-05 18:59