アメリカでジャーナリストをやっている友人のみゆきが一時帰国中。
で、この週末は大学時代のメンバーで久しぶりに集合。
あまり授業に出ていなかった私が無事大学を卒業できたのは何を隠そうこのメンバーのおかげだ。
アメリカでジャーナリストをやっているみゆき。
フランス人のハーフの旦那さんと旅行会社を立ち上げ、子育てしながら奮闘中のやすこ。
国会議員の秘書から、今は子育てしながら大学事務の仕事をしているあん。
突然フランス留学に行ってしまったまゆみ。
旦那さんの転勤で今は名古屋にいる、海外旅行の添乗員をやっているしの。
相変わらずやってることも性格もバラエティに富んでいて、
よくもまあこんなにいろんなのが集まったなあ、という感じがする。
皆、変わらずキレイでいてくれるのも嬉しいし、肩肘はらずに自分の道を悠々と歩いている感じが凄く好き。
そして。
私の大学時代の一番の親友だったヒロエ。
学生の頃からこどもが大好きで、はやくお母さんになりたいと云っていた。
今は結婚して地元の仙台に暮らしている。
アメリカからみゆきが帰ってきたのと、二人の子供たちもだいぶ手が掛からなくなったということで、仙台から出てきてくれた。
ヒロエに会うのは実に7年ぶり!
この7年。
ヒロエは子育てに追われて、私は、新しい職場で新しい仕事をとまどいながらはじめ、今ではすっかり古株になりつつある。
7年は長い。
いろんな事があった。
私は電話で話をするのがあまり好きじゃないし、筆無精なので手紙も書かない。
メールは打つけど携帯メールは面倒くさい。
そんな訳で自分からあまり連絡を取らない。(返事もよこさないと、昨日も皆から避難轟々。笑)
なのでこの7年はヒロエともほとんど連絡を取っていなかった。
でも、離れていてもお互いが、事ある毎に思い出す。
いちいち。
そういう確信を持てる親友だ。
あの頃、いつもいつも一緒に過ごしていた訳ではないけれども
共有していた時間は本当にとてもとてもとても濃くて貴重だ。
「他人に憧れたりしたことってないけど、生まれ変われるとしたらリエコになってみたい」
と云ってくれた。
そう。
彼女は私のよき理解者だ。
そして、離れている今もずっと。
7年ぶりに会うのに、会った途端、呼吸するように会話ができる相手。
まるで話足りなくて。
また、明日会えそうな気がして。
でも会えないんだよなあ。
と思ったら、
駅の改札に消えるヒロエに手を振りながら、泣きそうになってしまった。
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