今年のクリスマスも終わりですが、遅ればせながらとっておきの1冊を!(いや、2冊か)
『DICTIONNAIRE DU PERE NOEL』(Gregoire Solotareff)
この本はフランスの絵本。
作者のソロタレフさんはフランスでは人気の絵本作家。(32歳まではお医者さんだったそうです)
AからZまで。
ちょっと皮肉な文章と素敵なイラストで、知られざるサンタさんの”A to Z”を紹介しているイカした絵本。
頁をめくってもめくっても出てくる、ユーモラスでちょっとひねくれた感じのサンタさんのイラストが本当にかわいい。
赤を基調とした色合いも、無骨なタッチも、とてもすき。
実はこの本。
3年程前、隣の駅の古本屋さんの店頭で偶然見つけた。
ハードカバーのがっちりしたこの本は、なんと300円コーナーに無造作に置かれていた。即購入。
大学時代、仏文学専攻だったこともあり、フランス語がいい感じで懐かしいとも思って。
(なーんて。授業に出なくて有名だったので、大学時代のクラスメートがこれを読んだら「ふざけんなー」と叫んでいることでしょう。笑)
で。
イラストにうっとりしつつも、やっぱりフランス語はほどよくチンプンカンプンで、なんとなく眺めているだけの絵本だったのですが、、、
なんと1ヶ月程前、同じ古本屋さんでこの本の日本語版『サンタクロースの辞典』に出会ってしまった!
こちらは日本語版ということもあってか半額の1100円也。即購入。
例えば2冊を見比べるとこんな感じ。(イラストがないのが残念ですが)
frere:
le frere du Pere Noel lui ressemble un tout petit peu,
mais il a bien plus mauvais caractere.
frere:(兄弟)
サンタクロースの兄弟はほんのちょっとだけ彼に似ている。
だが正確はずっと悪い。
う〜ん。フランス語の勉強になりますねえ(笑)
英語版もあるみたいです。いつか古本屋さんで出会うんでしょうか。
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