週末、京都に行ってきます。
で、
先日本屋さんで立ち読みして「よおし!頭に入った!」と思ったけど全く入っていなかった『京都の値段』という本。やっぱり気になって購入。
紀伊国屋に行ったらなーんと「その二」も出てたので両方買っちゃいました。
この本は造りがとっても丁寧で、京都に行かずとも眺めているだけで充分愉しい。
0円から数万円の京都のいろんな顔が覗けます。
美味しそうだったり、可愛かったり、敷居が高かったり、粋だったり、儚かったり。
ちょっと変わったお土産を選ぶのにも役立ちそう。
自分の田舎(群馬)のこんな本を造ってみたいなあ、なんて思わされます。(売れなそー。笑)
ところで。
高校時代の修学旅行は京都でした。
あの頃は寺にも庭にも、わびもさびも、豆腐にも湯葉にも、日本の歴史にも全く興味がなかったので、平等院を観て「あ。10円玉と同じだ」と思ったことしか憶えていません。
バスの中で「じゃ、次は15分で○○を見学」とか云われて「寝てていいですか?」と担任に真剣に聞いて怒られたような記憶もあります。
う〜ん、すいません。
そういえば、ウチの女子高は修学旅行では何故か白いベレー帽をかぶるというしきたり(?)があって、かなり昔の卒業生であるウチの母親に聞いたところ、母親も白いベレー帽をかぶらされたと聞き、その長い歴史にちょっと感動したりしました。
今思うと結構かわいらしい決まり事だったなあ、と思います。
白いふわふわのベレー帽。
更に余談ですが、ウチの女子高と仲の良かった隣の男子校は、むかし生徒の一人が国宝級のお寺の壁に落書きしたとかで、毎年2月の超オフシーズンに京都に修学旅行に行くのがしきたり(?)になってました。
「いや、もう、寒くて寂しかった!」と帰ってきてから皆口々に云ってました。
すごい感想だ。修学旅行なのに!(笑)
京都か。いいですね。
ちなみに私は、あの修学旅行の際に『京都は住まなきゃダメだな』としみじみ思ったもんです。(おんなじ白いベレー帽でも随分じげんが違ってたな!?)
そのあと急遽、京都の大学を受験することを決めましたが、寒さと関西弁の大きい声に圧倒され、試験ではちっとも実力?が出せなかったんだあ-!!
と、苦い過去をいろいろ思い出してしまいました。
どんな京都をみてくるのか、リポートを楽しみにしています。
投稿情報: Imai Kayoko | 2003-11-28 16:49
>ちなみに私は、あの修学旅行の際に『京都は住まなきゃダメだな』としみじみ思ったもんです。
そっか。
私が10円玉握りしめて平等院をボケーッと眺めたり、二条城のウグイスばりの廊下(だっけ?)でキュッキュッとツイストしてたりして喜んでた頃、そんな事を想ってたんだ・・・(感心!)
むかしっから、独特の感性を持ってたよね〜。
そういうところとても好きでした。
投稿情報: okuizumi | 2003-11-29 00:40