先週、久しぶりに新宿の老舗フレンチ「墨繪(すみのえ)」でランチをしました。
最近、老舗が気になって、行きたいお店が浮かばないときには老舗に行くようにしています。
昔は良く行っていたのに最近は全く行かなくなったお店や、名前は聞いたことがあるけれど、まだ一度も行ったことのないお店など。
B級・カジュアル・高級。
和・洋・中と。
意外といろんな街に老舗は潜んでいます。
さて、墨繪。
駅ビルの中二階のような(正確にはB1Fですが)、決して開放的とはいえない不思議なロケーションにあるにも関わらず、いつ通ってもおばさま達でお店の外まで行列が出来ています。
この日も、11時半の集合時間にも関わらずウェイティングの列が!
この不動の人気の秘密はなんなんでしょう。
私たちはパスタとさかなのランチを選びました。
ああ、この平麺パスタの食感がなんとも懐かしー。
一緒に行った友人二人も「懐かしい」を連発。
「墨繪ってお母さん世代が好きなお店だよねー」と私が云うと、東京育ちの友人たちは「中学の頃、よく母と来た」と。
実は私もまんぐー育ちですが、高校時代など、多摩に住む叔母とうちの母が新宿で待ち合わせをして、買物がてらこの墨繪には何度か一緒に来ているのでした。
親子で代々通える息の長いレストランってなんかいいなあ、と改めて思いました。
老舗のお店のいいところは概してこじんまりとしていて、おひとり様も多く、昼から年配のひとがゆったりビールやワインを嗜(たしな)んでいるところでしょうか。
ガブ飲みではなく嗜んでいるのがポイントです。
老舗ツアーは今後も続く。
▼パスタもさかな料理もソースが濃厚で美味しかった。墨繪はパンも美味。美味しいお料理を昼間からゆったり食べる幸せ。友人たちとの会話も盛り上がりました!
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