日曜日は外苑前のO御殿にて雛茶会。
(なんと家に茶室があるんです!)
私は高校以来のお茶席。
勿論何ひとつ憶えておらず!
今回は、お炭・濃茶・お薄と、フルコースでありながら、亭主の「もっと気楽にお茶を楽しみましょう!」という計らいで、フランクにいろいろ教えて頂きながらのお茶席。
「ここは正式にはおしゃべり禁止だけど、、、」とか「このタイミングで、こうするのよ」などと、亭主とお正客にいろいろと教えて頂く。
形式ばったお約束ごとも、紐解けば、それぞれ理にかなった意味があって、そういう事を和気あいあいと和やかに教えて貰うのもまた楽しい。
一緒に教えを請う、よく知るいつものメンバーの、すました顔とぎこちない仕草もなんだか新鮮。ぷぷぷっ。
(そういう私も50万年ぶりくらいにロングスカートを履きました!笑 もう少し慣れたら着物にもチャレンジしたい)
背筋がピンっと伸びる感じも心地いい。
(実際には足が痺れて、もじもじ、前のめりってな場面もあったけど~)
密室にて、季節を感じ、お道具を愛で、一挙手一投足に呼吸を合わせる。
本当に贅沢な嗜みですね。
お茶の世界はきっととてもとても奥深くて。
私なんかはまだその深さも見えない入口に立っているようなものだろうけど。
「窮屈で退屈で苦い(笑)!」というイメージがすっかり払しょくされた今回のお茶席は、とても楽しい、意味のある、貴重な体験でした。
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