チケットを貰い、美輪明宏さんの舞台とIKKOさんのイベントと、立て続けに行く。
なんだかオカマなGW。
いや。
オカマというと美輪さんに怒られそうなので、敬意を払いメケメケさんと呼ばせて頂きます。
美輪さんの舞台は寺山修二が美輪さんの為に書いたというアノ有名な『毛皮のマリー』。
あの有名なと書いたけど、実は内容もよく知らずに観た。
しかもボックス席だった。
なんというか、自分が今まで生きてきて観たものの中でも確実にトップ3に入るシュールさ、魑魅魍魎さだった。
筆舌に語り難し。
内容はよく分からなかったけれど美輪さんからは本当にオーラのようなものが出ていた。
釘付け!
既にこの世のひとではないような、いや、この世じゃないとこで生きているような、そんな感じ。
ホンモノの迫力があった。
想像を絶する苦労や迫害を受けてきたひとだけが持つ哀しみとやさしさと、天賦の美貌と才能から滲み出る気品と力強さと。
意味も分からなかったのに、カーテンコールで光の中、白い衣装に包まれて出てきたときは神々しくさえあり感動的だった。
今になってじんわりと「ああ、なんかすごいものを観たなあ、、、」と反芻している。
機会があればもう一度美輪さんの舞台は観てみたい。
IKKOさんのイベントは、これまたなんというかシュールな部分も含めて楽しいイベントだった。
(大人数で行ったのもよかった)
美容にあまりにも興味のない自分を反省。
せめて、基礎ケアだけでもしっかりしようと思う。
47歳で元オトコ(?)のIKKOさんのお肌の方が私よりキレイってのはいかがなものか、と。
IKKOさんのイベントで何がよかったかというと「IKKOさんというのはきっとオカマの期待の星なんだなあ」と思えたこと。
会場から野太い声で「素敵~」「かわいい~」「がんばって~」という声援が飛び交っていたのがよかった。
仕事もバンバンやって、テレビに出て、好きな衣装を着て、こんな風に大勢の前でステージに立って。
でもその裏にはメケメケさんにしか分からない苦労や差別、長年付き合った恋人との別れや、入院や。
そういうのも全部ひっくるめてメケメケ仲間さんたちはステージの上のIKKOさんに声援を送ってるんだろうなあ、と思った。
ただの出たがり、目立ちたがりではこんな風に支持はされない。
次ははるな愛ちゃんを観てみたい!
かわいいよね~。
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