土曜日は新宿文化センターで開催された友人のアララギさん主演のオペラッタ「メリー・ウィドウ」を観る。
オペラなんて普段の生活ではまったく縁のない私。
唯一、このアララギさんが出るコンサートに行く位。
いつもは合同コンサートのような形式のものでアララギさんがアリアを数曲唄うのを聴くだけなんだけど、今回はストーリー性のある歌劇でしかも主役。オーケストラも入った本格的なもの。
「新宿区民オペラ実験劇場」というところが主催したものだ。
アララギさんの魅力はなんといっても心地のよい落ち着いたソプラノ。
私はオペラについては全くの素人なので専門的なことは分からないけれど、唄いあげるときに顔がゆがまないのが観ていて気持ちがいい。唄っている姿がとても美しい。
そして何と云ってもスバラシイのは、舞台にあがると華がある、ということ。
舞台栄えするのだ。
普段ののんびりゆるゆる、どちらかというと三枚目(?)のアララギさんしか知らない私たちは、とにかく毎回、その変貌ぶりにびっくりさせられる。本当に変貌するんだもの。
舞台にあがるとヒトが変わるなんて、天性の女優魂を感じちゃうのは友人としての贔屓目かな?
イタリアに修行に行っていただけあって演技力もなかなか。
今回は資産家の未亡人の役だったのだけれど、気品が溢れておりました。
(友人目線で観ていると思わず噴出してしまいそうになるシーンも多くありますが、、、)
そして、何より尊敬するのは、諦めずに続けている、ということ。
オペラの世界で成功するには時間もかかるし、お金もかかるし、本当に難しいことだと思う。
でも諦めないで続けていれば可能性はある。
アララギさんが続けていく限り、私も応援し続けます。
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