レシピブログで酒粕モニターに当選し、先週「白鹿 吟醸酒粕」が送られてきました。
酒粕レシピをアップしようと思いつつ、先週はなかなか出来なかったので今週ガンバリます。
まずは先日の打上げの際に大量に作った粕汁風豚汁。
ありきたりですが、やっぱりこれは外せない。
母の手作り味噌と酒粕を半々に入れています。
まろやかで香り高い、ちょっとよそ行きの豚汁になりました。
この送られてきた吟醸酒粕はパックに入っていて、柔らかく滑らかでいろいろなお料理に使いやすそうです。
香りも癖がなくすっきりした感じ。
さすが吟醸!
今回はパーティー用に大鍋にたっぷり作ったのですが、豚汁を作ると思い出すことがあります。
ずっと若い頃。
カップルで渋谷に住んでいた友人宅に遊びに行くと、いつも必ずお鍋いっぱいに豚汁やらけんちん汁やらカレーが作ってあった。
他にはなーんにもなくても、とにかくそのお鍋の中にはいつも何かしら汁ものが作ってある。
その部屋は毎日色んな時間に色んなヒトがふらりと遊びに来る場所で、私もふらりと遊びに行くと、知ってるヒトや知らないヒトがわいわいと飲んだり、音楽を聴いたり、映画をみたり、笑ったり、泣いたりしていた。
そうして、コバラがすくとお鍋いっぱいに作ってある豚汁やけんちん汁を勝手に飲んでいた。
小さなキッチンに不釣合いなくらい大きなお鍋の蓋を開けると、お鍋いっぱいのよく煮込まれた豚汁。
それはとても幸せな、小宇宙のようだった。
本当に絶品の美味しさで、一口飲むとほっとしたな。
今でもあの部屋のキッチンには大きなお鍋いっぱいの豚汁がぐつぐつと煮込まれているのかな。
なんて、豚汁を作るといつも思い出します。
粕汁風豚汁レシピ:
①豚肉、人参、大根、牛蒡、レンコン、葱(青い部分も含め)、しょうが、こんにゃく(下茹でしたもの)、唐辛子、干し椎茸をゴマ油でじっくりじっくり炒める。酒、濃い目の出汁少々を入れて更に炒めてそのまま蒸し煮にする。⇒ここで一晩置くと味が沁みて美味しい。
②ひたひたになるくらいの出汁及び干し椎茸の戻し汁を入れ煮込む。油抜きした油あげとお豆腐を入れる(木綿豆腐を手でちぎっていれるのがポイントです)
③お味噌と酒粕を半々の分量で入れ具材がくたくたになるまで煮込む(ここはお好みで)
おっ、きたね、酒粕。独特の風味が「和」って感じで、良いよね。
でも、朝から豚粕汁が出ちゃうと、冷酒もちょっと飲んじゃおうかな!?ってコトになりかねないから、要注意なのだ。
さて、私事ですが、ちょっと前からぬか漬け生活を始めたyo。最初は塩っ辛いだけだったけど、昆布やらスルメやら生姜やら(←コイツらも美味しかった)で糠床を育て、今では旨味ある糠漬けが出来るようになったyo!糠床の手入れ用早起きと、供給が需要を上回る(作り過ぎ?)のがちょっと厄介だけど、期待を上回る旨さだyo!
そうそう、↓カービング↓、凄いね!リスペクト!
投稿情報: dekatyo(張り込み中) | 2007-06-12 18:01
その糠床をくださいっ!
投稿情報: okuizumi | 2007-06-13 17:58