「天職」については「天職」という言葉を知らない小さい頃から、何となく考えることがありました。
そういえば、こどもの頃の「将来の夢」って、その当時は誰にとっても全然「夢物語」ではなかったはず。
(ちなみに、私は小さい頃、「将来なりたいものは~?」という質問に「キタキツネ!」って云ってた時期がありました。さすがに、無理っ!っていうか、意味不明!)
で。
最近転職された知り合いの方の「天職」の解釈。
「自分が好きで、得意で、そのことによってもっとも効果的に自己表現ないし自己実現できるような”タレント”を早く自覚して磨き、それを生かした職業を中心にすえた人生が送れれば、世間的な評価はどうあれ、幸せな一生だったと思えるのではないか」
すごくいい言葉だなあと思います。
これって、自分がそうと思えばどんな職業にも(大企業の社長でも、デザイナーやシェフなどの専門職にも、そしてOLや主婦にだって)当てはまるなあ、と思いました。
且つ、この方曰く。
一握りの天才と呼ばれるひとたちは、天職を自覚することは簡単。
なぜなら、幼少時から並はずれた天賦の才能が自他共に明らかだから。
でも大多数のヒトにとっては決して自明ではない。
それでも、その事を意識し、心の準備をして目を凝らしていれば「天職」のサインは必ず昔から至るところでチカチカと光っている、とのこと。
ちょっと思想的なお話になってしまいましたが、その方の生き方を見ていたらなるほどなあと納得させられました。
これを聞いたのは実は夏の頃なのですが、昨日、仕事で某大企業の社長にお会いしてお話を聞く機会があり、ちょっとこの言葉を思い出したのでここに書き留めておきます。
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