無性に牛丼が食べたくなって作る。
しゃぶしゃぶ用の霜降り国産黒毛和牛がいつもより安かったのでそれにする。
インターネットのレシピなどを見ると「牛丼には安いお肉を使う」というのが鉄則のようで、確かにちょっと勿体なかったかも。(ごめん!旨すぎた!)
巨峰の甘口ワインが冷蔵庫に残っていたので、白ワインの代わりにこれをたっぷり使う。
甘さとコクがプラスされ、美味しくできました。
しかし、こうやって自分で作ってみると、巷の牛丼屋さんの牛丼は、手間や人件費も考えると、なんと安く美味しいことか。
ホント、スゴイよね。
はじめて牛丼を食べたのは、大学のサークルの後輩クンが、お昼に吉野屋の牛丼をテイクアウトして部室で食べているのを一口貰ったとき。あまりにも美味しくて感動した。見た目は全然美味しそうじゃないのに!
ちなみに、やはりこの時はじめて牛丼を食べた友人のヤマネちゃん(仮名:現在北京在住)は、貧しい後輩クンのこの貴重な牛丼を「美味しい〜!美味しい〜!」と半分くらい食べて泣かせていた。
今の10代のおねーちゃんたちは、平気で牛丼屋さんに入ってモリモリと食べているみたいだけど、当時の私たちにはちょっとできなかったなあ。なんでか分からないけど、丼モノ(しかもファーストフード)には、少なからず抵抗があった。よくもわるくも。
なので、大学のサークル時代はよく、後輩クンに牛丼を買ってきて貰って、皆で部室で食べた。
ご飯が多くて残しても、育ち盛りの男の子たちが残りのご飯をペロリと平らげてくれた。
牛丼にはそういう思い出がある。
▼ちなみに上にのっている「紅ショウガ」もお手製。お料理で使った新生姜があまったので、生姜の甘酢漬けを作っておいたのです。こんなところで使えるとは!ちょっと嬉しい。
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