前の職場を辞める時に、先輩がくれた一冊。
「読んだら面白かったから、やる」と渡された。
いつものぶっきらぼうな口調で。
私が辞めることで一番ショックを受けていた、と、辞めてから人づてに聞いた。
最近になって、やっとこの『プロ論』を読んだ。(おそっ!)
この本は就職情報誌「B-ing」の連載をまとめたもので、秋元康、安西水丸、石橋貴明、井筒和幸、糸井重里、今井彰、 おちまさと、乙武洋匡、金子勝、香山リカ、カルロス・ゴーン、北川正恭、北村龍平、木村剛、邱永漢、清宮克幸、小谷真生子、齋藤孝、櫻井よしこ、佐々淳行、佐藤可士和、笑福亭鶴瓶、重松清、白石康次郎、鈴木光司、高橋がなり、高橋源一郎、田原総一朗、堤幸彦、野口悠紀雄、中島義道、中村修二、成毛眞、野口健、日比野克彦、藤子不二雄A、藤巻幸夫、古舘伊知郎、堀紘一、三木谷浩史、宮内義彦、柳井正、横山秀夫、平尾誠二、 養老孟司、松本大、本宮ひろ志、森島寛晃、和田アキ子、和田秀樹ら、信念を持って生き生きと仕事をしている総勢50名からのメッセージ。
どの頁にも、「うーむ。なるほど〜。ごもっとも!」と、アンダーラインを引きたくなるような発見がある。
成功したひとの言葉だけあってリアルだし、読み物としてとても面白い。
50人もいるので、あっちのヒトとこっちのヒトの云ってることで、矛盾したメッセージもあるが、どちらも正しいし納得できる。
これは成功した人だから語れるエピソードであって、これを読んで同じように実践すれば上手くいく、という主旨の本では勿論ない。
どうせ仕事をやるんだったら、自分の信念に基づいて、やりたいことをやって、いつかこんなエピソードを語れるようになりなさい、とエールを送っている本だ。
正解なんてどこにもないけれど、自分の信念に基づいて自分を信じていきなさい、と。
精神論的には云ってることは結局同じなのに、具体的に言葉にすると三者三様でひとつとして同じものにはならない。
「実績に裏打ちされた言葉」の持つ無限の力を感じる。
時間のある時、
たまーに、のぞかせてもらってます。
私もこの本読みました。
ってか、意外に繰りかえし読んじゃってます。
みなさんいろんなこと想い、試し、実践しながら、きた人たち
なので、
ホント、ばらばらなことを言っていますね。
最初は、どうやったら成功するか!!
って答えを探しながら読んでたのですが、
あまりにバラバラなもので。。。
やめました(苦笑)
で、気がついたのは、自分の信じたことを、まずやってみること。
多少のことでも、その信じた自分を信じること。
大勢の人たちが、話しているなかで、
唯一共通していたことのような、感じがしました。
多少のことでも、めげないで、自分で仕事を動かしてる感って
結構気分いいですものね。
投稿情報: yoshi | 2005-08-13 17:52
yoshiさん。コメント有難うございます。
blog、拝見させて頂きました!
面白そうなお仕事をされていますね〜。
ウチもこの5月にマンションを購入したばかりです、、、。
>で、気がついたのは、自分の信じたことを、まずやってみること。
>多少のことでも、その信じた自分を信じること。
そうですね。
この間、レストラン・プロデュース事業で活躍中の方とお話をする機会があったのですが、成功の秘訣は
・覚悟を決めること
・成功するまでやり続けること
と云っていました。
基本的な当たり前のことなんだけれども、失敗するときはどちらも出来ていないとき、とおっしゃっていて、ホントその通りと思いました。
また、お気軽にお寄りください!
投稿情報: okuizumi | 2005-08-16 11:13