養老センセーの『バカの壁』は読んでませんが、『死の壁』を読みました。
タイトルからして絶対に読まないだろうな、と思っていたのですが、
先週、知人と飲んでいてこの本を薦められたので手に取ってみました。
この知人は30代後半。
人生のちょっと先輩です。
数ヶ月前に割と大きな手術をしたそうな。
元々、してもしなくても命に別状のない手術だったらしいのですが、
1週間強の入院で死についていろいろ考えたそうです。
特に家族(妻、こども2人)に何を残してやれるか、とか。
で、こないだマンションを買ってました。
単純!!!
(でも、これがまたちょっと素敵な話なのです!)
本の話に戻ります。
どうしてヒトを殺してはいけないのか、ということの答えがこの本には書いてあります。
当たり前のことなのですが、書いてあります。
無意識に目を背けてしまいがちな死というものについて考えさせられる本です。
同時に生きることの意味についても。
(追伸)
このエントリーを書いていたら、作家の野沢尚氏の自殺のニュースを知りました。
NHK大河スペシャル「坂の上の雲」の脚本を愉しみにしていたのに。残念です。
そういえば一回死にかけました。
車に轢かれて。
投稿情報: SW | 2004-07-12 20:18
ええっ!そんなことが!
今度ゆっくり聞かせてください。
SWさんは不死身っぽいですね。なんとなく。
私は学生時代バリ島で死にかけました。
あれは、リアルな体験でした。
投稿情報: okuizumi | 2004-07-17 12:33