昨日はFPNのsugimoto代表とインディペンデント・コントラクター(IC)協会のセミナーに行ってきました。
■NPOインディペンデント・コントラクター支援協会セミナー(1/24)
http://www.future-planning.net/xp/modules/news/article.php?storyid=725
インディペンデント・コントラクターっていうのは米国では既に一般的な働き方のひとつだそうです。
事業形態は、所謂Freelance(フリーランス)、Free Agent(フリー・エージェント)、Contract employee(日本で言う契約社員)などと同じようですが、このインディペンデント・コントラクター協会の提唱するインディペンデント・コントラクターとは
・期限付きで専門性の高い仕事を請け負う
・複数の企業と契約することが多い
・雇用契約ではなく、業務単位の請負契約を結ぶ
という点が、特徴のようです。
日本においてもこれまで、会計士や弁護士、経営コンサルタントなどの資格や専門知識を必要とする職業や、編集者、デザイナー、スタイリストなんていうクリエイティブな業界ではこういったフリーランスな働き方も珍しくはありませんが、今後こういった働き方が所謂企業で働くホワイトカラーの職種にも浸透しはじめたら面白いのではないかと思います。
勿論、コア人材としての社員という働き方は会社にとって必要不可欠なものであり、変わることはないでしょうが、定期的に巡って来る人事異動を意識した、仕事に直接関係ない人間関係や根回しなどを煩わしいと思うサラリーマンや、自分の時間を会社に縛られずに自由にマネジメントしていきたいという自立した考えを持つサラリーマンにとって、こういった働き方が選択肢のひとつとしてあってもいいんじゃないかと思います。
更に、企業側がそういった人材を受け入れることで、行き詰まった組織の新たな活性化にもつながるかもしれません。
インディペンデント・コントラクター協会理事長の秋山進さん、専務理事の岩松祥典さん。また、会場にいらしていた秋山さんのお知り合いである、amazon.comを日本で最初に立ち上げた(amazon.co.jp)岡村勝弘さんなどと直接お話させて頂き、愉しく有意義な時間を過ごすことができました。
当たり前のことですが、新しい物事っていうのは、一朝一夕でできるものではなく、それをやっているヒトのこれまでの知識や経験が全部つながっていて、その経過、経過で生まれるべくして生まれてくるんだなあ、と経験豊富な皆さんのお話を聞いていて改めて実感しました。
また、私はこれまであまりこういったセミナー等に参加する機会がなかったので、限られた時間で、初めてお会いする方々に対して、「自分らしく」話をするという事は難かしいことだなあ、と思いました。
私は割と沢山のヒトに会う仕事をしているのですが、これまで自分は一体何をやっていたんだろう、と反省。
今の仕事では、自分の土俵に、相手が相談や問い合わせや提案を持ってやってきてくれるという恵まれた環境にいるにもかかわらず、忙しさを理由に、あまり相手の状況や心情を考えて対応することが出来ていなかったのではないかと思いました。
明日はまた仕事でみなとみらいへ行ってきまーす。
(追記)
このエントリーを書いていたら、丁度同じようなタイミングでFPN上でもエントリーされていました。
■インディペンデント・コントラクター支援協会の説明会【感想】
http://www.future-planning.net/xp/modules/news/article.php?storyid=768
セミナーの詳しい内容はこちらのblog(Δ308)でも。
■インディペンデント・コントラクター支援協会
http://issui.typepad.com/diary/2004/01/post_3.html
>私はこれまであまりこういったセミナー等に参加する機会がなかったので
>限られた時間で、初めてお会いする方々に対して、「自分らしく」話をすると
>いう事は難かしいことだなあ、と思いました。
未だに私なんかは初対面の方はダメですが。初対面でもバシバシと自分らしさを出せる方はいますけどね。
杉本さんの隣にいた人かなぁとは思いながら挨拶しそこねました。また次の機会があればという事で。
投稿情報: JT | 2004-01-27 01:48
JTさん。
コメントありがとうございます。
そうです。そうです。
隣でアンケートを書いてました。
私も後で聞きましてご挨拶すれば良かったと思いました。失礼しました。
FPN共々、今後とも宜しくお願い致します。
投稿情報: okuizumi | 2004-01-27 09:59