■『ファースト・プライオリティー』山本文緒

先日、近所のスポーツクラブに入会。飽きっぽいので取りあえず1ヶ月更新で。
スポーツクラブ自体、全然詳しくないのでよく分からないけれど、なかなか快適な設備。
リラクゼーションサロンが併設されていたり、自転車漕ぐマシーンみたいなやつ（名前がわからん）にそれぞれTVが付いてて好きなチャンネルを見ながら漕げたり。プールにはジャグジーやサウナもある。
物珍しさから、FPNのネタになりそうなものがないか、うろうろ、きょろきょろ。

このスポーツクラブで、山本文緒の『ファースト・プライオリティー』という小説を思い出した。
この本は、31歳の女性たちの31通りの物語。超短編の小説集。

この中に、帰る処がなくなって愛車のBMWに「住んでいる」女性というのが出てくる。金銭的には裕福なんだけど、なんとなく車に住むようになってしまった。早朝、入会しているスポーツクラブでシャワーやジャグジーを使用して、身支度を整える。会社へは車で通勤。夜はスポーツクラブの駐車場や路駐をして車中で眠る。

読んでたときには「ありえない〜」と思ったけど、実際のスポーツクラブの設備を見て「あー。ありえるかも」と思った次第（笑）

ところで、私にとってのファースト・プライオリティってなんだろな。