週末は実家のあるまんぐー(群馬)に旦那と帰省。
今回の帰省の目的は従兄弟が構築に携わったという上野村の神流川発電所と上野ダムの見学がメイン。
昨年の夏、祖母の法事の際に親戚一同で集まっている際に、この発電所が見学可能という話になりお酒の勢いもあって「じゃあ、皆で見学に行くかー」という話になった。
しかし、親戚の家にばらばらと集まり飲み食いするだけならまだしも、わがままで腰の重いおじちゃん、おばちゃんたちを引き連れ、何処かに連れて行くとなるとこれがもう準備の段階から本当に大変なのだ。従兄妹のこどものちびっこたちも目が離せないし。
しかも、今回はダム見学の後に、伊香保温泉に1泊というオプション付き。
途中、「嗚呼。お酒の勢いということで忘れたフリをしておけばよかった、、、」と今回の無謀な企画を従兄妹たちと若干後悔するも、結果的にはかなり濃いい良い旅となりました。
さて、今回見学に行った神流川発電所は、上部に位置する南相木ダムと下部に位置する上野ダムの間を行き来する水の力を利用した、純揚水式の水力発電。
地下奥深くにある発電所に、ヘルメットをかぶりバスに乗ってゆっくりゆっくり降りていく様子は、なんだか要塞に乗り込んでいく感じ。
人気のない暗くて巨大な空間はまさに要塞を思わせます。
本当に、映画のセットみたい。
これを人の手で作ったのか、と驚嘆させられます。
この発電所。
実は日航機が墜落した御巣鷹山の地下にある。
あの日、私は高校1年生で、家族で出掛けた帰り道の車の中だった。
カーラジオから繰り返し流れる「日航機行方不明。北関東に墜落の可能性。現場不明。」というニュース。
対向車線からぞくぞくとやってくる、ヘルメットと制服に身を包んだ人間が溢れ出んばかりに乗っている自衛隊の大きなジープ。
頭上を飛ぶヘリコプターの音。
ニュースに耳を傾ける両親の真剣な横顔。
今でも鮮明に憶えています。
▼関東一大きな鍾乳洞・不二洞もあります。これは必見。
▼吊橋で空中散歩。
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