本は相変わらず、いろんなジャンルを読んでいて、今年に入ってたぶん20冊以上は読んでいる。
きちんと感想を残したいと毎年思いつつも、なかなか時間がなくて全ては、、、。
(今年はタイトルと読了した日付だけはメモしています)
今日は、最近読んで特に印象に残った1冊を。
おーたき姉さんが貸してくれた山本兼一氏の時代小説『利休にたずねよ』。
いやー、これは文句なく面白かった。
最近、お茶をはじめた事もあって、特に感じ入ってしまったというのもあるけれど、お茶をやらないひとでも、単純に時代小説として楽しめると思う。
利休の切腹からはじまり、時系列をさかのぼっていく展開も、なんだか幽玄の世界を漂っていくようでとてもよかった。
まあ、とにかく、美しいものへの、利休の、そのゆるぎないセンス、執着、頑なさが、とにかく徹底していて、おそろしくかっこいい。
北野天満宮の松林で、秀吉が開いた大茶会を描いた北野大茶会の章は圧巻だった。
日本中の侘び茶人を一同に集結させる大茶会という秀吉の発想はすばらしく、これまでにない大胆で自由な茶会で、当時の秀吉の権力を彷彿とさせる。利休と秀吉がいい関係だった時期でもある。
利休の生きた時代には、信長、秀吉をはじめ、その周辺をとりまく個性的な役者が揃っているので、茶人利休の目から見る戦国時代っていうのも面白いんじゃないかと。
大河ドラマにならないかな~、と密かに願っています。笑
この本は直木賞の候補作にもなったようです。
おススメ!
こんにちは!
5年くらい前に、約3か月間だけ同じ職場で働かせていただいた者です。ブログのURLを教えていただいたのに、すっかりご無沙汰してしまっていたのですが…。最近昔のメールを見ていてURLを見つけ、またアクセスさせていただきました!
最近は新たなフィールドで大活躍されているようですね~!!
すてきです!
お元気そうでなによりです。
投稿情報: mika | 2010-04-30 14:31
mikaさん
勿論憶えてますよーーーーー!
懐かしすぎっ!笑
5年前のメールが残っているってのも凄いです!
mikaさんも、きっとご活躍のことでしょう。
一緒に仕事をした三カ月は本当にとても助かりました!
katoさんには今もたまに会ってますよ~☆
投稿情報: おっくぼ | 2010-05-04 12:52