晩御飯。
のらぼうに行った次の日はなんだか影響を受けるのか、野菜中心の和食ご飯になることが多い。
昨日は、かわいい年下の友人ほんまちゃんと西荻窪の美味しい和食屋さん「のらぼう」へ。
彼女は最近一眼レフに手を出したらしく、美味しそうな(というか、実際何を食べても美味しい!)のらぼうのお料理の数々はほんまちゃんのblogを!
彼女とは年齢も離れているけれど、物事への取り組み方とか、人との距離間とか、好きなものへのこだわりとか。
全部伝えなくてもちゃんと伝わる感じがあって、話をしていて心地いいし、安心する。
そして、のらぼうは本当にいいお店。
隅々まで行き届いている、とはまさにこういう空間のことを云うんじゃなかろうか。
でも、全然堅苦しくない。
自分が万が一、もしもお店をやることがあるとしたら、こんなお店が作れたらいいな、と思う。
それはきっととても幸せなことだと思う。
昨日はお店の方と好きな音楽の話も出来た。
そういうのも楽しい。
で。
今日の我が家の晩御飯。
最近残業続きの旦那が、珍しく早く帰ってくるということで、慌てて家にあるもので作る。
(今日は家でずっと作業の日だったので、買い物に出ず)
野菜と豚肉のセイロ蒸し(ごまだれで)、トマトと大葉の出汁巻き(卵焼きというよりは卵炒めのようになってしまった)、お豆腐(石ラーで)、おにぎり二種(塩釜市場のすじこおにぎりとたらこおにぎり)、大根のお味噌汁。
テレビで『不毛地帯』を見ながら。
欧州旅行から帰ってきてびっくりしたことは、『不毛地帯』がテレビで始まっていたことだ。(最初から見たかったなー!)
本を読んだのはもうずいぶん昔だけど、山崎豊子さんってスゴイひとだと思ったのを憶えている。
なんなんだ、このひとは、と。
それは勿論今も変わらない。
古い体質の大企業にいたことがあるので(そして、私はその場所を決して嫌いではなかったので)、山崎さんの作品にはいろんな意味で、とてもシンパシーを感じる。
コメント