昨年、NTTデータライフスケープマーケティングさん主催の「食の達人」養成講座に参加させていただく。
今年開催された第3回、4回には参加できず、週明け補講へいく予定。
ということで第1回、第2回の模様を自分用にメモしておきます。
▼第1回 『1年365日の食卓を観察する』
『1年365日の食卓を観察する』というテーマでの座学。
NTTデータライフスケープマーケティングさんで開発したシステムを使い、一般のモニターの方の365日の食卓のデータを元に食マップというものをつくっているそうです。
一般の方の普段の食卓がどんなものか。
どんな材料を使って、何を作ったかをデータ化。
食生活から見えてくる現代のライフスタイル。
確かにこれらはかなり貴重なデータで、このデータを元に様々な提案が考えられるでしょう。
実際にスーパーなどの売り場のコンサルなども手がけられているようで、なかなか興味深い話が聞けました。
もう少しいろいろなデータを見てみたいと思いました。
ただ、食のマーケティングという、普段あまり目にすることのない部分を見れたのは面白かったのですが、イメージしていた講座とはちょっと違うものでした。
正直言うと、この講座の意図がちょっと伝わりにくいかな、と。
実際の食卓や生活に生かせるような、もう少し具体的なものを期待して来ていた方が多かったのではないかな。
おそらく、この食マップシステムへの参加に興味を持ってもらうのが狙いかとは思うのですが。
そんな感想の第1回目でした。
▼第2回『ハレの日の食卓をプロデュース』
第1回目とは趣向が変わり、今回は会場内にてワインのテイスティング、デザートピザの試食、テーブルコーディネートなどもありなかなか楽しいものでした。
ただ、ワインもデザートピザもメーカーさんのPR色が強いかな、という気も。
でも、まあそれは仕方ないとして、紹介されたりんごを使用したデザートピザに使用されているピザ生地についてはそのメーカーさんのものではあるけれど市販はされていない、と。
かといって代替案も提案されていない。これではPR以下かと思うのですが、、、。
デザート自体は美味しかったです。でも、だからこそ、これが家に帰ってすぐにカンタンに作れますよ、という見せ方でないと意味がないような気がしてちょっと残念でした。
テーブルコーディネートはクリスマス前ということもあり、赤と黒のシックなイメージ。
黒のテーブルウェアってなんとなく倦厭されていたけれど、最近流行っているそうです。なるほど。
そういえば先日行ったテーブルウェアフェスティバルでも黒を上手く使ったシックなテーブルコーディネートなどが多かった気がします。
ウチのテーブルコーディネートは完全に我流なので、こうやって「高さを出す」とか「遊べるものを置く」とか客観的に説明を受けるととても参考になりました。ただ、美しいテーブルコーディネートと実際にお料理を乗せて使えるコーディネートってやっぱり違うんですよね。食事が進んでいくうちにどんどん汚くなるし。笑
楽しいけれど難しいなあ。
ま、要はテーブルに座る方々を楽しい気持ちにさせるということが一番重要なんですよね。きっと。
第2回目の『ハレの日の食卓をプロデュース』というテーマは今の私にとって、とても興味のあるテーマのひとつです。
日本の食卓には実はハレの日が山ほどあるので、自宅でもっともっと手軽に独創的に伝統的なハレの日を楽しめたら素敵ですよね。
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