■ハゲの伯父さんのロールキャベツ

まんぐーから送られてきた大きなキャベツがあったので久しぶりにロールキャベツを作る。
鶏肉をクイジナートでミンチにして、微塵切りした玉ねぎ、人参、キャベツ、パン粉（冷凍しておいたフランスパンの残りをクイジナートで粉々に）と卵、調味料などを合わせ種を作り、茹でたキャベツの葉で巻き、トマトソースで煮込む。作業は決して難しくはないけれど、手間はかかる。

このキャベツはまんぐーの伯父が作ったもの。
伯父は農業を生業としているわけではなく、数年前に東京で定年を迎え故郷のまんぐーに戻り、伯母と二人で念願の自給自足の暮らしをしている。
伯父は私が物心ついたときから見事なつるつるのハゲ頭だったので、私や従姉妹たちは小さい頃から「ハゲの伯父さん」と呼んでいた。（そう呼ぶとよく怒られた。というか、今もそう呼んでいるんだけど。）
親戚には必ず一人はいる、祭事や親戚の集まり、礼儀などにものすごくうるさい伯父だ。
頼られつつも煙たがれる、そういう存在。
伯父は酒豪で、酔うと更にお説教や自分が赴任していたアジアの国々の言語のレッスンなどが延々とはじまり、かなり面倒くさいタイプのひとだ。
その酒豪の伯父が、二年前の夏の法事でウチの旦那が持参した一の蔵の日本酒一升により、ご機嫌でつぶれた。
（ウチの旦那も一緒につぶれたが。）

この飲み会は「あのハゲの伯父さんが飲み会の途中でつぶれるとは！」と、親戚や従姉妹たちの間で今も語り継がれる伝説の飲みとなっている。（大げさー）

ロールキャベツを前にした旦那に「これ、ハゲの伯父さんが作ったキャベツだよ～」と云ったら「すげー」といって、いつもよりちょっと丁寧にキャベツを食べていた（ように思う）。

11月14日のごはん

朝　：　柿、蜜柑、ヨーグルト
昼　：　鶏の炭火焼定食（みそだれ）
夜　：　ロールキャベツ、さつまいもご飯、牛肉のしぐれ煮（今半の）、ビール

Comments

[投稿情報: miyuki]

柿の色って、ホントに秋の色ですねぇ。
可愛くて、暖かい！！・・・・ヘタの形がなんとも絵になる。

おじさんと飲みつぶれる。可愛くってしょうがない、甥っ子が出来ちゃった訳ですね。ｲｲ関係だこと。微笑ましい・・・・

ロールキャベツ、トマト煮派なんですねぇ。
我が家はコンソメで煮て、トマトピューレを掛けるタイプです。
今日はトマト　煮にしてみようかな・・・・影響されやすい！！

[投稿情報: okuizumi]

miyukiさん

ご無沙汰です。

いや～。かわいいという形容詞には程遠い二人ですが。笑

やっぱりお酒を酌み交わすっていうのは距離が縮まる感じがしますね。（、、、とは飲兵衛の言い訳か）

ロールキャベツはクリーム煮も好きです。
キャベツはまんぐーの特産ですからね～。