■『シゴトのココロ』
先週の金曜日に大学時代の後輩に誘われ松永真理さんのお話を聞きに行った。
表参道の「仕事カフェ とらばーゆ」へ。(実はこの後輩に会うのは実に7年振り!で、ちょっと照れてしまいました。学生時代はよく一緒にライブを観に行ったりしていたのですが、久しぶりに会っていきなり肩を並べて松永さんの話を聞いているというのも面白いシチュエーションだ、と二人で笑ってしまった。)
さて。
松永真理さんと云えば、「とらばーゆ」「iモード」を生み育て、米フォーチュン誌では「ビジネス界最強の女性ランキング アジア部門1位」に選ばれた、まさにスーパーウーマンの代名詞のようなひと。
実は私は松永さんがドコモに移られてすぐ、まだiモードが世の中で認知される前に数回お会いしたことがある。(というより、お見かけしたことがある。)
華やかさと活力が溢れ出ていて、なかなか近付き難い雰囲気さえあった。
でも、今回実際にお話を聞くと、普通の感覚を持つ同じ女性だなあ、と思った。
ユーモアもあるし、失敗もするし、苦手なものや嫌いなものも沢山ある普通のヒトだ。
(『iモード事件』や『iモード以前』などの著作を読むとその辺りの天性の人柄は十分伝わってくるけれども、それでも、凄まじい局面に何度も遭遇し、立ち向かい、乗り越える姿は凄い。やっぱり、ビジネス界最強の女性ランキングアジア部門1位に選ばれるだけのことはある。)
松永さんの魅力を一言で云うと
ワンチャンスでヒトの心をグッと掴む事が出来るひと。
で、グッと掴んだままいろんなヒトをどんどん巻き込んでいけるひと。
じゃないかと思う。
講演の後、少しだけお話も出来て、すっかりその人柄に魅せられた私は早速この松永さんの著作を3冊、もの凄い勢いで読んでしまった。
(『iモード事件』は4年程前仕事で読んだものを読み返した。あの頃と全く違う読み方をしている自分にもびっくり。同じ本なのに。これだからやっぱり本って面白い!)
さて、松永さんの元気の素。
なぜ仕事をするのか?
という答えがこの『シゴトのココロ』には書いてあります。
共感する部分が非常に多く、自分自身を見つめ直すという意味でも私自身、とても参考になったけれども、どちらかと云うと私の周りにいる20代、30代の悩みながら仕事をしている女性の友人や後輩にオススメしたい。
是非、読んでみてください。
いろんなことがスッキリすると思いますよ〜。
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