いきなり見苦しい写真でごめんなさい(笑)
昨日は大学時代のバイト仲間のアララギさん(仮名)のオペラを聴くべく、会社帰り江東区にある公共施設「ティアラこうとう」へ向かう。
アララギさんという名前の由来は、ぴあの電話オペレーターとして勤務していた頃、ウザい客の電話を取ると人一倍荒らいで電話対応していたところから付いた。
このアララギさん。
ピアニストを目指して入った音大で声楽に目覚め、その後、藤原歌劇団の候補生、イタリアへオペラ留学等の経歴を持つ、オペラ歌手の卵。
普段の粗野で素っ頓狂なアララギさんを見ているからか、妙に訳知り顔の女王然としたアララギさんのオーバーアクションが至るところに盛り込まれたステージは笑いを堪えるのに必死だった。(というか、堪えきれずパンフレットで顔を隠し肩を振るわす私に、周りで観ていた友人たちも笑いを堪えるのに必死だったそうだ。)
でも、彼女の声には不思議な魅力がある。
普段話をしているときにはあまり意識することはないけれども、ステージにあがって唄う彼女の声は、伸びやかで落ち付きのある心地よいアルトソプラノ。
なんだかズシンと響く。
人間の声って「本能に響く楽器」だと思わされる。
オペラというのはまだまだ日本では馴染みのないものだが、世界中にコアなファンを持つこういった分野は、だからこそ、多様化した日本の様々なエンターテイメントの分野でこれから取り上げられる可能性があるんじゃないかと思う。
ということで、一度このアララギさんのリサイタルをプロデュースしてみたいと思っています(笑)
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