まさに今の私の関心にぴったりなので即購入。
これまで正直、器ってあまり興味がなかった。
勿論、雑貨やさんに並ぶかわいい器なんかはよく手に取ってはいたけれども、陶芸家や有名な焼き物の世界は、なんだか敷居が高くて(お値段的にも、存在感的にも)全く未知の世界。
今回のBRUTUSで陶芸家の濱田庄司氏の半生と作品が紹介されていた。
初の人間国宝で、あのイームズ氏とも親交があり、益子の町でイームズにもんぺ姿で腰掛けている。
なんとも粋なおっちゃんです。
作品も骨太で、力強く、あったかい。
なんだか見たことのあるデザインや絵柄が多くて、
「ああ。そうか。街に溢れてる和食器のルーツはここなのね」と思った。
この人の作った作品、ホンモノを見てみたいなあと。
倉敷の大原美術館にあるそうです。
この特集では、いろいろな人が自分のお気に入りの一品を紹介しているんだけど、私にはまだお気に入りの一品ってないなあ。
別に作家さんの高価な食器じゃなくても、パリののみの市で買ったお皿とか、ね。
素敵な器が、いろいろ紹介されている。
共通しているのは鑑賞するためじゃなくて美味しいお料理を更に美味しくするための実用的な「器」であることが大事。
なので、高くても安くても、自分の手にしっくりなじむものを、これからゆっくり探していこうと思います。
器に関しては、高橋みどりさんの『うちの器』という本が一番のお気に入り!
この本はもう何度も読み、眺め返していますが、本当に読んでるだけで幸せな気分になります。
日常ってスバラシイ!と思うはず。
本当におススメです。
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