■窯焼きパン工房ゼルコバへ行く。

週末、昭島に行く用事があったのでズニアが絶賛していた立川の天然酵母パンのzelkowa（ゼルコバ）に寄る。
以前、ここのパンをお土産に貰ったことはあるんだけど実際にお店まで行くのははじめて。

車を止めて降りると、建替える前のばあちゃんちがそこに出現したかのようで「うわっ」と思わず声を出してしまった。

このゼルコバさん。
農家をやりながらパン工房をやっているとのこと。
こんな雰囲気のあるお店が東京郊外にあるなんて。

パンは勿論美味しい。
いや、これほどまでに手間暇かけて作られたパンは美味しいというよりアリガタイという感じかな。

この手の天然酵母のパンって、正直、万人受けする味ではないと思う。
ふかふか柔らかというよりは、程よい硬さと素材の香り。
噛締めるごとに味が増す。
滋味深い。

私はこういう素朴なパンを食べるといつもアルプスの少女ハイジを思い出してしまう。
ハイジのあこがれていたのは白いふかふかのパン。
今の世の中ではハイジの食べていた黒いパンこそ、貴重な美味しいパンなのかもしれないってね。

▼カフェに併設するのは昔ながらの農家の佇まい。まんぐーのばあちゃんちにも大きな立派な蔵がありました。小さい頃、お盆やお正月に泊まりにいって従姉妹とたちと夜遅くまで騒いでいると「蔵に放りこむぞ～～」と叔父さんたちに肩車されて脅されました。楽しかったな。ばあちゃんが死んで、蔵も取り壊してしまった。仕方ないけどやっぱり残念だ。

▼カフェ。ここは昔、蚕室だったそうです。

▼買ったパンを食べることも出来ます。春の日差しが気持ちいい！

▼買ってきた胚芽パンで朝ごはん。この食感はクセになりそう。

Comments

[投稿情報: よんさん]

おー、あの後ここに行ったんだね。
私も、お宅にお邪魔した時、過去２回程
ココのパン持って行ってたのはご存知？

ちなみに、ココのすぐ近くで以前持って行った
烏骨鶏(うこっけい) の卵が買えます。

[投稿情報: okuizumi]

>ココのパン持って行ってたのはご存知？

勿論！
というか、お土産で持ってきてくれた友人というのはよんさんの事ですヨ。

烏骨鶏の卵も美味しかったなあ。

昭島（立川？）あなどれじ！！！

[投稿情報: ズニア]

行かれたんですね。
なんというか、パンの味もさることながら、あの雰囲気とか時間の流れ方も含めて味わっちゃいますよね。

[投稿情報: okuizumi]

まさに、味わっちゃうという表現がピッタリかと。

今、アメリカなんですって？？？